オペラ「サロメ」を聴く

d0001004_22163453.jpg 昨日(6月18日)「NHKホール」で「ポーランド国立歌劇場」公演、リヒャルト・シュトラウス「サロメ」を聴いた。
 演出:マルティン・オタヴァ、ヤツェク・カスプシク指揮ポーランド国立歌劇場管弦楽団、ポーランド国立歌劇場合唱団、サロメ:シルヴィ・ヴァレル、ヘロデ王:ウド・ホルドルフ、ヘロディアス:ステファニカ・トチスカ、ヨハナーン:アルベルト・ドーメン他。
 今回はチケット代ケチったので3階L3列で舞台から遙か遠い位置。NHKホールて本当にバカでかいですね。
 しかもチケットの売れ行きが悪かったようで 直前までチケット代が半値でデスカウントされていた。これがわかっていれば小生も同じ値段でもっといい席を確保できたのに。残念。それにしても、それでも結構空席が目立ってました。オペラファンの見識を疑いますね。
 作品は周知のように新約聖書に題材をとったオスカー・ワイルドの戯曲をオペラ化したもの。でも結局は官能の極致といわれる「7つのヴェールの踊り」、そしてその後にさらに続く長大なモノローグなど、サロメを聴く作品でしょう。よって全てはサロメを演じる歌い手でできばえが左右される作品です。
 そしてこのサロメはシルヴィ・ヴァレルが演じてました。期待通りの素晴らしいの一言です。
 最初の登場の時は、小生の席が遙か遠いことやNHKホールの音響の悪さもあって声があまり通らないようでしたし、オペラグラス越しに拝見する姿も少々期待外れかなあなんて思っていましたが、尻上がりに調子を上げてきました。
 そして「7つのヴェールの踊り」の最後では上半身裸の大胆演技を披露してくれたし、ヨハナーンの生首相手の独唱はすばらしい鬼気迫る独唱を聴かせてもらいました。遙か彼方の席まで声も通り、サロメそのものになりきった演技に圧倒されました。本当に素晴らしい独唱でした。
 見逃した人はお気の毒様。もう一回あるようですので、見逃した人はぜひ聴いてくださいね。

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by daisenhougen | 2005-06-19 22:19 | 鑑賞記-コンサート
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