「江戸の幟旗 庶民の願い・絵師の技」を見る

d0001004_14163378.jpg 昨日(09月04日)「松濤美術館」で展覧会「江戸の幟旗 庶民の願い・絵師の技」を見た。
 いやぁー凄い展示です。
 わたしにとって江戸時代の幟旗(のぼりばた)なんて、まったくもって初めて見る展示です
 こんなに迫力があるなんて。
 特に地階の高い天井のスペースにズラリの並んだ幟旗は壮観そのものでした。
 「端午の節句や神社の祭りなどで、飾りとして立てられた幟旗は、浮世絵や絵馬などと並んで、江戸時代の庶民的な絵画の代表格でした。江戸時代の庶民にとって、村の鎮守の祭りに立派な幟旗を揚げることは大きな誇りであったため、幟旗には勇壮な武者などを主題とする豪華な絵が描かれ、有名な書家に頼んだ立派な書が染め出されました。人々の素朴な願いの結晶である幟旗は、江戸庶民文化の豊かさを表すものでもありました。
本展は近世の幟旗の豊かな世界を再現し、これまで本格的な絵画史研究の対象となりづらかった幟旗の絵画表現の質の高さを見直そうとするものです」とのことです。

d0001004_14164233.jpg 2階の展示コーナーはさすがに小ぶりの作品達でしたが、こちらは製作過程の展示や関連浮世絵まで展示してあり、幟旗を理解するには親切そのものでした。
 でもやっぱり心残りなので、もう一度地階の大ぶりな展示を再見してしまいました。
 北村勝史、鈴木忠男、林直輝という3人のコレクターが収集したもののようですが、江戸時代の庶民文化に新たな広がりが発見できた気がします。

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by daisenhougen | 2009-09-05 07:15 | 鑑賞記-展覧会
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