2009年09月読書記録

 2009年09月の読書記録です。
 9月に読んだ本は13冊でした。
 今月一番心に残ったのは藤原新也さんの著作でした。近年の藤原さんの作品は少し上から視点が気になっていたのですが、今回の著作では再び素晴らしい藤原節が復活です。
 ドナルド・キーンさんの戦中の文学者の日記を読み解く試みも興味深かったです。
 山本冬彦さんのサラリーマンでも絵画を収集できる実践論は見事なモンです。
 川上未映子さんの長編小説「ヘヴン」は川上さんの成長を感じられる著作となっていました。
 佐伯啓思さんと三浦雅士さんの対談も現代を読み解く手がかりとなる著作でした。
 週間本は16冊で、ようやく追いつくことができました。今後は毎週遅れないようについて行きたいですね。
 反面、図録はゼロでした。なんとか10月には挽回したいです。
 その他、一覧には載せませんが、雑誌としては「芸術新潮2009年9月号」、「DIME 2009年10月6日号」、「日経会社情報2009年Ⅳ秋号」を拾い読みしました。「芸術新潮」の「エジプト美術世界一周」特集は充実していました。
 「NHK趣味悠々」のテキスト「動物を描く(竹内浩一の日本画入門)」、「ローカル線の旅」もTV番組の放映前にざっと拾い読みしました。

 評価は次の通りです。◎は「最高」、◇は「良かった」、△は「まあまあ良かった」、×は「ちょっとねえ」。あくまでも独断の勝手な評価です。
 週刊本及び図録には評価は原則付けません。
 では、一覧リスト。

 書籍
△藤生京子「吉本隆明のDNA」
◎藤原新也「コスモスの影にはいつも誰かが隠れている」東京書籍
△浅野和生「ヨーロッパの中世美術」(中公新書)
△関川夏央「寝台急行「昭和」行」日本放送出版協会
○ドナルド・キーン「日本人の戦争」文藝春秋
△四方田犬彦「歳月の鉛」工作舎、
△篠山紀信「KISHIN:BIJIN BIJIN of THE YEAR 2009」朝日出版社
△山本冬彦「週末はギャラリーめぐり」
○川上未映子「ヘヴン」
△高野潤「カラー版 マチュピチュ―天空の聖殿」(中公新書)
△四方田犬彦「怪奇映画天国アジア」(白水社)
△佐藤賢一「カペー朝」(講談社現代新書)
○佐伯啓思・三浦雅士「資本主義はニヒリズムか」

 週刊本
-「週刊 西洋絵画の巨匠 28号 ボス」
-「週刊 西洋絵画の巨匠 29号 ボナール」
-「週刊 西洋絵画の巨匠 30号 エゴン・シーレ」
-「週刊 西洋絵画の巨匠 31号 ルソー」
-「週刊 西洋絵画の巨匠 32号 ギュスターヴ・モロー」
-「週刊 世界の美術館 57号 韓国国立中央博物館」
-「週刊 世界の美術館 58号 コートールド美術館」
-「週刊 世界の美術館 59号 プラハ国立美術館」
-「週刊 世界の美術館 60号 京都国立博物館」
-「週刊 国宝の美1 [彫刻1] 天平の脱活乾漆像」
-「週刊 国宝の美2 [絵画1] 江戸時代の絵画」
-「週刊 国宝の美3 [建築1] 平安時代の阿弥陀堂建築」
-「週刊 国宝の美4 [彫刻2] 飛鳥・白鳳の仏像」
-「週刊 国宝の美5 [絵画2] 室町時代の水墨画と雪舟」
-「週刊 国宝の美6 [建築2] 城・天守と櫓」
-「週刊 国宝の美7 [工芸1] 陶磁 茶碗・花生・茶壺」

 図録
 なし

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by daisenhougen | 2009-10-02 06:48 | 読書記録(まとめ)
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