「夢と追憶の江戸-高橋誠一郎浮世絵コレクション名品展」を見る(後期)

d0001004_15292898.jpg 一昨日(2009/11/08)「三井記念美術館」で展覧会「夢と追憶の江戸-高橋誠一郎浮世絵コレクション名品展」(後期)を見た。
 慶應義塾で教鞭をとっていた経済学者の高橋誠一郎さんという人が、浮世絵のコレクターでもあり、その遺品が慶應義塾の移譲されていたそうです。
 今回はそのコレクションが16年ぶりに公開とのことです。
 約300点の作品の公開ですが、前期、中期、後期の3回に分けて展示となっています。
 わたくしは前期は拝見しましたが、残念ながら中期の展示は見逃してしまい、今回、なんとか後期の展示は訪れることができました。
 結局は300点中200点見ることができたということですね。

d0001004_15293893.jpg 展示方法は前期と同じく、いつも常設展示コーナーに使われている展示室1と展示室2に極めつきの良品が展示することでスタートです。
 ライトを効果的に使っており、浮世絵の名品が浮き立つように展示されています。
 展示方法でここまで映える展示に変身できるんですね。
 今後の展示ではこういった見せ方の工夫がキーワードになってきそうですね。
 師宣、春信、清長、歌麿、北斎、広重、写楽の名品14点をじっくりと細部まで拝見することができました。
 多くの作品を見るのではなく、極めつきの名品をじっくり眺めるにはうってつけの展示でした。 その後は、ほぼ年代順に浮世絵の名品がズラリと勢揃いといった展示となっていました。
 こちらは気に入った作品は立ち止まり、それ以外はザーッと流すような普通の鑑賞方法で拝見しましたが、名品の数々に満足いっぱいの展示でした。
 こんなに素晴らしい作品が16年も展示されなかったとは、もったいない限りですね。
 今後は残りの何千点もある膨大なコレクションも含めて定期的な展示を希望したいですね。

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by daisenhougen | 2009-11-10 06:28 | 鑑賞記-展覧会
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