「デジタル・オイル・ペインティング展」を見る

d0001004_10501284.jpg 先日(01月14日)「東京藝術大学大学美術館」で展覧会「デジタル・オイル・ペインティング展」を見た。
 東京藝術大学と東京工業大学が共同で開発をおこなってきている、油画をコンピュータ上でシミュレートするソフトウエア「油画描画シミュレータ」の紹介が展示の中心のようです。
 モニター上に油絵の重ね塗りなどをリアルに表現できるということのようです。
 重ね塗りしながら作品ができていく様子を再現してゆく展示はけっこう興味深かったです。
 実際に試してみるコーナーもありました。
 リアルさは従来のお絵かきソフトとはまったく違うのは確かなようです。
 技術革新の凄さを体感できました。

 「液晶絵画」なんて展覧会が開催されたぐらいですから、今後もデジタル表現は一つのジャンルとして拡大していくのは間違いないでしょう。
 絵画とデジタル技術の融合は大きなうねりであるのは止められないのも確かだと思われます。

 でも、油絵をコンピュータでシミュレートして描く必然性があるのかという疑問は残ります。
 将来、個人の家の中に、こういったコンピューターで描いた油絵もどきを、液晶画面に写して飾っておくといったことになるのでしょうか。

 色々と考えさせられる展示でした。

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by daisenhougen | 2010-01-18 07:49 | 鑑賞記-展覧会
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