「ボルゲーゼ美術館展」を見る

d0001004_8473837.jpg 先日(01月22日)「東京都美術館」で「ボルゲーゼ美術館展」を見た。
 2010年の数ある展覧会の中でも期待度が最上級の一つです。
 たまたま読んでいた「美術の窓2010年2月号 特集:今年必見の展覧会BEST200」でも、巻頭を飾ってましたね(ただいま、せっせと2010年鑑賞予定リストを作成中)。
 さて、ボルゲーゼ美術館ですが、ローマの名門貴族であったボルゲーゼ家歴代のコレクションが中心で、ルネサンス・バロック美術の宝庫とのことです。
 しかも現地に訪ねても、完全予約制だそうですから、実際に拝見するにはかなりハードルが高そうですね。その名品の数々が日本にいながら拝見できるんですから、有り難い限りです。
 展示は「序章 ボルゲーゼ・コレクションの誕生」、「15世紀・ルネサンスの輝き」、「ボルゲーゼと日本:支倉常長と慶長遺欧使節」、「16世紀・ルネサンスの実り 百花繚乱の時代」、「 17世紀・新たな表現に向けて カラヴァッジョの時代」といった区分です。
 最初はボルゲーゼゆかりの展示ということで、ちょっと変わったモザイク技法の作品「オルフェウスの姿のシオピーネ・ボルゲーゼ」などからスタートです。
 そしていよいよ本番となる15世紀の作品コーナーです。
 こちらは、のっけからボッティチェリとその弟子たちの「聖母子、洗礼者ヨハネと天使」から始まり、ラファエロ・サンツィオ「一角獣を抱く貴婦人」 、レオナルド・ダ・ヴィンチ(模写)「レダ」と超一級品そろい踏みです。
 まさにルネサンスの至宝が目の前にならんでるんですから、嬉しい限りです。
 2階へ上がる前では、特別出品とかで「支倉常長像」が展示してありました。

d0001004_8475334.jpg そして16世紀、17世紀の濃厚な作品がずーっとこれでもかこれでもかと展示してあります。
 ほとんどわたし的には作品を見るのも、作者の名前も初めてといった作品達ですが、どの作品も強烈なオーラを放っていて、一つ一つの作品に圧倒されてしまいました。
 もちろん圧巻はカラヴァッジョ「洗礼者ヨハネ」 でしょう。なかなか来日しないカラヴァッジョを目の前でじっくり拝見させてもらいました。

 館内はほどほどに混んでいるといった感じで、どの作品の前にも鑑賞している人はいますが、じっくり鑑賞するには支障はなかったです。

 図録あたりでもう少し知識を仕込んでから、是非とも再見したいと思ってます。その時に、大混雑となっていないことを祈りつつ・・・。

 個々の作品のあまりのパワーにクタクタになってしまい、この日の美術館巡りはこれにて打ち止めにしました。作品数としては50点そこそこでしたが、強烈なオーラが満ちていました。
 いやー凄い作品達でした。

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by daisenhougen | 2010-01-25 06:46 | 鑑賞記-展覧会
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