「高山登展」を見る

d0001004_9565884.jpg 昨日(02月21日)「宮城県立美術館」で展覧会「高山登展」を見た。
 高山登さんというアーチストについてはほとんど予備知識がありませんでした。
 この美術展の開催のチラシを見ても、あんまり見たいという気になりませんでしたが、県立美術館の大きな展示スペースを使って展示するんですし、ましてや高山登(1944生まれ)さんは東京芸大の教授をつとめておられ、現代日本を代表するアーチストとのことですから、それなりに得るものはあるだろうと、訪ねてみました。

 美術館に入る前の中庭に、まさにチラシのような黒く塗られら巨大な木片(これが枕木なんですね)が大量に、そして無造作に並べられていました。
 むむむむ・・・・。
 チョットたじろいでしまいました。
 まさか、こういったのが会場内もずーっと続くんでしょうか・・・。なんて一抹の不安を抱えつつ会場へ。
 
 照明をおとした会場にはいると、やっぱり広い会場いっぱいに枕木が積み重ねられていました。 むむむむむむ・・・・。
 アクセントに古いピアノなんぞも一緒でしたが、メインは巨大な黒い木片が積み上げられているだけです。
 行ったり来たりしながら、その巨大な木片オブジェの周りをウロウロしてみました。
 でも、どうやっても、わたし的には入り込むすべが見いだせません。
 むむむむむむむ・・・・。

 更には、会場を一周する間に、他に見ている人は2名ポッキリ。
 監視している美術館の人だけが目立つのも、かえって落ち着かない気持ちにさせられました。

 その他には、印刷物を写し取ったものとか、ビデオの上映などもありました。
 でも、そういった周辺的な試みを見ても、その作品世界には入り込むことができませんでした。
 わたし的にはかなりハードルの高い展示でした。

 常設展示で藤田嗣治さんの作品やこの美術館の顔でもあるパウル・クレーやカンデンスキーの作品を幾つか拝見できたことで満足しておくことにしましょう。

 残念ながら、わたし的には入り込むことができない展示でしたが、地方美術館でもバリバリの現代美術を紹介する果敢な試みがなされるのは大賛成です。
 多分、この客の入りでは大変だろうとは思いますが、懲りずにトライし続けて欲しいですね。

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by daisenhougen | 2010-02-22 06:56 | 鑑賞記-展覧会
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