2010年02月読書記録

 2010年02月の読書記録です。
 02月もけっこうたくさんの本を読むことができました。あんまり外出しなかったお陰かもしれませんね・・・・。
 ということで02月は21冊ほど読むことができました。
 その中でのナンバーワンは伊藤比呂美さんの「読み解き「般若心経」」でした。比呂美さんは、だいぶ昔に、新鋭詩人として性的で奔放な詩作品を発表していたころ読んだ記憶があるぐらいでした。今回はそこから180度方向の違う、仏典の翻訳と自分の周りの死を絡ませた作品でした。飛んでる女流詩人も老いと死に囲まれる年になったんですね。わたし的にはけっこう衝撃的な作品でした。近年の彼女の別な作品ももっと読んでみたいと思ってます。
 短歌を少し作ってみようと思ってます。
 その準備に、短歌入門書を読み始めました。
 そこで出会った、小高賢さんの「現代短歌作法」はチョット時間がたった入門書ですが、わたしには興味深い内容でした。
 多面的に短歌というジャンルを考察してくれています。短歌ってこういうもんなんだと、あらためて認識させられました。
 それ以外でも三枝昂之さんの短歌入門書、堤未果さんのアメリカルポの第二弾、だいぶ昔の著作ですが網野善彦さんの歴史本、辻惟雄さんのTV講座のテキストを単行本化したもの、大江健三郎さんの少し読みやすくなっ最新長編小説といった具合に充実した作品に巡り逢えました。
 週刊本は「週刊 西洋絵画の巨匠」、「週刊 世界の美術館」が相次いで完結となりました。前者はぜひとも続編を期待したいですね。

 評価は次の通りです。◎は「最高」、◇は「良かった」、△は「まあまあ良かった」、×は「ちょっとねえ」。あくまでも独断の勝手な評価です。
 週刊本及び図録には評価は原則付けません。
 では、一覧リスト。

 書籍
△藤田敏郎「知らないと怖い高血圧」(平凡社新書)
◇三枝昂之「NHK短歌 作歌へのいざない」(日本放送協会出版)
◇堤未果「ルポ 貧困大国アメリカII」(岩波新書)
△村井純「インターネット新時代」(岩波新書)
△「芸術新潮2010年02月号 特集:小村雪岱をしっていますか?」(新潮社)
△「ブルータス2010年2月15日号 ほぼ日と作った吉本隆明特集」(マガジンハウス)
△井上勝生「開国と幕末変革(日本の歴史18)」(講談社学術文庫)
△桑島巌「高血圧の常識はウソばかり」(朝日新書)
△宮下誠「クリムト 黄金の交響曲」(小学館)
△浜六郎「コレステロールは薬はいらない!」(角川ONEテーマ21)
△鬼頭宏「文明としての江戸システム(日本の歴史19)」(講談社学術文庫)
◇網野善彦「「日本」とは何か(日本の歴史00)」(講談社学術文庫)
◎小高賢「現代短歌作法」(新書館)
◇辻惟雄「ギョッとする江戸の絵画」(羽鳥書店)
△ボードリヤール「なぜ、すべてがすでに消滅しなかったのか」(筑摩書房)
△黒田泰三「もっと知りたい長谷川等伯」(東京美術)
◇大江健三郎「水死」(講談社)
△「芸術新潮2010年03月号 特集:長谷川等伯《松林図屏風》への道」
△高沢謙二「知らないと怖い血管の話」(PHPサイエンス・ワールド新書)
△「長谷川等伯 桃山画壇の変革者(別冊太陽 日本のこころ)」(平凡社)
◎伊藤比呂美「読み解き「般若心経」」(朝日新聞出版)

 週間本
-「週刊 国宝の美25[彫刻9]定朝様の仏像」(朝日新聞)
-「週刊 国宝の美26[建築8]重源の時代(大仏様)」(朝日新聞)
-「週刊 国宝の美27[彫刻10]運慶と康慶」(朝日新聞)
-「週刊 西洋絵画の巨匠50 ルーベンス」(小学館)
-「週刊 世界の美術館78 ボストン美術館2」(講談社)
-「週刊 世界の美術館79 陜西歴史博物館と兵馬俑博物館」(講談社)
-「週刊 世界の美術館80 出光美術館とサントリー美術館」(講談社)

 図録
-「図録 小村雪岱とその時代」(埼玉県立近代美術館)
-「図録 世界遺産アンコールワット展」(岡田文化財団)
-「図録 柴田是真の漆×絵」(日本経済新聞社)
-「図録 没後90年 村山槐多 ガランスの悦楽」(松濤美術館)
-「図録 斎藤真一展 瞽女と哀愁の旅路」(武蔵野市立吉祥寺美術館)
-「図録 DOMANI・明日展」(文化庁)
-「図録 束芋展-断面の世代」(青幻舎)
-「図録 江戸の彩-珠玉の浮世絵コレクション」(太田記念美術館)
-「図録 医学と芸術展」(平凡社)

[PR]
by daisenhougen | 2010-03-03 06:24 | 読書記録(まとめ)
<< 「没後400年 特別展 長谷川... 2010年02月鑑賞記録 >>