「木田安彦の世界」を見る

d0001004_9344590.jpg 一昨日(03月13日)「汐留ミュージアム」で展覧会「木田安彦の世界」を見た。
 木田安彦さんについてはほとんど知りませんでした。
 でも、いろんな機会に目にしてはいたようです。特に入浴剤の「旅の宿」シリーズなどは有名ですね。
 今回の展示はその木田さんの最後の木版画シリーズの「西国三十三所」36点の全展公開です。
 会場にはいると、最初に下絵と彫り込まれた版木がバーンと並んでいて驚かされます。
 そしていよいよ作品が一挙公開といった仕掛けです。
 そこまでも繊細で斬新な木版画の世界がたっぷり味あわせてくれます。
 控えめな色使いが好ましい作品群ですね。

 後半は近年力を入れているとのガラス絵の展示です。
 カレンダーにために描かれた「日本の心・名刹」シリーズ30点が一堂に会して展示してあります。
 ガラス絵とはどういった技法なのかはあんまりわかりませんが、木版画とは違った魅力がありますね。

 江戸時代の浮世絵版画から始まり、棟方さんのような戦後に至る日本版画のかがやかしき伝統を受け継いだ正統的、かつ職人的な技巧をこらした作品群でした。

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by daisenhougen | 2010-03-15 06:34 | 鑑賞記-展覧会
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