「美しき挑発 レンピッカ展」を見る

d0001004_1114375.jpg 先日(03月13日)「Bunkamuraザ・ミュージアム」で展覧会「美しき挑発 レンピッカ展」を見た。
 美術展巡りの締めくくりはレンピッカ展です。
 なんといってもこのチラシの作品にそそられました。そかも美しき挑発なんてキャッチコピーもイイですね。
 レンピッカといわれてもピンとこなかったんですが、以前、パルコが仕掛けて日本でも有名になった人だったんですね。多分その時眼にしていて、記憶の片隅にあったようです。やっと納得できました。
 さて展示です。
 さすがに話題の展示のようで、けっこう混雑していました。
 展示は年代順並んでいて、習作から晩年までけっこうバランス良く展示してありました。
 なんといっても中心は第1章の「狂乱の時代(レ・ザネ・フォル)」です。
 この時期が彼女が最も華やかに活動した時期のようです。
 チラシに使われた「緑の服の女」を初めとして、時代の先端を駆け抜ける颯爽たる女性画家として生き生きとした作品が並んでいます。
 いま見ても斬新さは失われていませんね。
 その後、第2章「危機の時代」からは暗い作風に転じて、時代から一歩身をひいたような作風となっています。
 自己の内面を追求する作風のようです。
 わたし的にはこちらの画風の方が断然好きです。特に「修道院長」などは素晴らしい作品だと思います。
 時代と共に生きた作品と内面を追求する作品の両方を持っていたから、再評価されているんでしょうね。
 その後もいろんなアプローチを続けたようで、静物画や風景画、さらには抽象画にまで挑戦しているようです。
 こちらは展示数も少ないのこともあって、チョット評価しにくい感じがしました。

 いずれにせよ好奇心を刺激する展示でした。会期はだいぶ残ってますので、ぜひ再訪したいですね。

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by daisenhougen | 2010-03-19 07:01 | 鑑賞記-展覧会
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