「森村泰昌:なにものかへのレクイエ」を見る

d0001004_13315024.jpg 昨日(04月22日)「東京都写真美術館」で展覧会「森村泰昌:なにものかへのレクイエ」を見た。
 森村さんの作品をまとめて拝見するのは2007年に「横浜美術館」で開催された「森村泰昌―美の教室、静聴せよ」展以来です。
 その時はかなりインパクトが強く感じたのですが、今回は少し冷静に拝見できました。
 森村さんは一貫して自分が歴史的に有名な人物に扮して、それを写真に撮ったり絵に描いたり、映像にしたりといったスタイルです。
 美術家というよりパフォーマーといった存在でしょうかね。
 そして、その作品には皮肉と風刺、諧謔といった強い毒を放っています。
 メタ美術というんでしょうか、非常におもしろい作品であることは確かです。
 笑いをこらえながら拝見しました。
 そして存分に森村ワールドを愉しませてもらいました。
 ただ、このスタイルもこれだけ続けていると少々疲れが見えている気もします。いくらでもバリエーションが作れる手法だけに、特許所持者の森村さんも自己模倣に陥らないにはどうするかを模作する段階に来ているのかもしれませんね。

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by daisenhougen | 2010-04-23 06:31 | 鑑賞記-展覧会
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