「ザ・コレクション・ヴィンタートゥール」を見る

d0001004_11101049.jpg 昨日(10月03日)「世田谷美術館」で展覧会「ザ・コレクション・ヴィンタートゥール」を見た。 
 このヴィンタートゥールとはスイスにある小さな都市で、そこにある美術館のコレクションが初めて館外で展示される国際巡回の一環とのことです。
 出品作品90点すべてが日本初公開だそうです。
 展示は第1章 フランス近代Ⅰ:ドラクロワから印象派まで、第2章 フランス近代Ⅱ:印象派以後の時代、第3章 ドイツとスイスの近代絵画、第4章 ナビ派から20世紀へ、第5章 ヴァロットンとスイスの具象絵画、第6章 20世紀Ⅰ:表現主義的傾向、第7章 20世紀Ⅱ:キュビスムから抽象へ、第8章 20世紀Ⅲ:素朴派から新たなリアリズムへといった、ほぼ年代順の構成となっていました。
 ドラクロワ、コローといったとこからゴッホ、ゴーギャンと有名どこの展示からスタートです。
 有名どこは満遍なく揃えているといったとこですが、小品が多い感じもしました。
 その中ではゴッホ「郵便配達人 ジョゼフ・ルーラン」がひときわ目立ってました。
 一般的な泰西名画の展示はこのあたりまでです。

d0001004_11103029.jpg その後はかなり個性的な展示が続きます。
 地元スイスの画家、アンカー、ホードラー、ヴァロットンといった人の作品が多数展示されているのは興味深かったです。
 最近、なにかと目にする機会の多い、ナビ派の作品もたくさん展示されていましたし、ドイツ表現主義の作品なども興味深かったですね。
 最後はアルベルト・ジャコメッティとジョルジオ・モランディーの作品で締めくくるなんて、洒落た終わり方でした。
 スイスからの視点でヨーロッパ20世紀絵画の流れをたどるとこうなりますと言った展示でした。

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by daisenhougen | 2010-10-04 07:09 | 鑑賞記-展覧会
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