「岡田菊恵 画業60年のあゆみ 色彩と空間 展」を見る

d0001004_7325598.jpg 先日(10月03日)「松濤美術館」で展覧会「岡田菊恵 画業60年のあゆみ 色彩と空間 展」を見た。
 最終日に滑り込みの鑑賞でした。 
 岡田菊恵(1929年-)さんは戦後、男女共学となった東京藝術大学で、最初の女子学生のひとりとして学んだ人で、安井曾太郎のお弟子さんだそうです。
 はじめて拝見する方と思ってましたが、展示の最初にあった「自画像」を見て、2007年に「東京芸術大学美術館」で開催された「自画像の証言」展でひときわ印象深かった自画像を描いた方だったのがわかりました。
 凛とした中に清楚さと強い意志を感じさせるひときわ印象的な作品でしたね。今回は同じ時期に友人の女性を描いた素晴らしい作品も展示してありました。
 わたしには、この2点がベストの作品に思えました。

d0001004_73330100.jpg その後はかなり時期があいて、中期とも言える時期の多様な試みの作品が並んでいました。
 どちらかと言えばいろんな模索を続けていたといえるのかもしれません。

 地下のフロアーに移ると、2000年以降の近作がずらりと並んでいました。
 こちらは、明るめの色遣いが好ましい作品達でした。
 老境に達して、自在に描く境地を獲得したのかもしれませんね。

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by daisenhougen | 2010-10-06 07:35 | 鑑賞記-展覧会
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