2010年12月観賞記録

 いよいよ今年も押し詰まってきましたが、今年最後2010年12月の鑑賞記録です。
 12月は19の展示を見ることできました。年末の慌ただしい中、けっこう健闘しましたね。しかも、その中で、すばらしい展示にいくつも出会うことができました。
 まずは「カンディンスキーと青騎士展」。抽象絵画への移行期のまさに美術史上の一大ムーブメントを目の前で体験させてもらえました。
 「植田正治写真展」も植田さんの全業績を伝えてくれるすばらしい展示でした。
 「これは本ではない」展は年の初めに拝見した「オブジェの方へ-変貌する「本」の世界-」とあわせて、現代美術の混迷ぶりとその中でウイングを目一杯広げようとする試みが痛々しくもあらわになっている展示でした。
 「デューラー展」は文句なしに、今年の大収穫の一つでした。油彩画がなくても、これだけ充実していれば脱帽です。
 その他にも初めて全体像を知ることができた「麻生三郎展」、企画のすばらしかった「セーヌの流れに沿って」と「大正イマジュリーの世界」などなど堪能させてもらいました。

 12月は久しぶりに映画を2本見ることができました。
 最新テクノロジーに武装されたこれぞハリウッドといった3D映像と、ひたすら一個人として思想と映像をとことん追求した作品の対比がおもしろかったです。

 さらに本当に久しぶりにクラシックの演奏を聴くことができてラッキーでした。

 評価基準はいつもと同じで、◎は「最高」、◇は「良かった」、△は「まあまあ良かった」、×は「ちょっとねえ」です。再訪は評価マークはつけません。あくまでも小生の主観で勝手な評点です。

 では、一覧です。
展覧会
◇「麻生三郎展」(東京国立近代美術館)
△「鈴木清展」(東京国立近代美術館)
◇「セーヌの流れに沿って」(ブリヂストン美術館)
◎「カンディンスキーと青騎士展」(三菱一号館美術館)
◇「DOMANI・明日展2010」(国立新美術館)
-「歌麿・写楽の仕掛け人 その名は蔦屋重三郎(再訪)」(サントリー美術館)
◇「帰ってきた江戸絵画 ギッター・コレクション展」(千葉市美術館)
△「茶陶の道―天目と呉州赤絵」(出光美術館)
△「駒井哲郎作品展-闇と光のあわいに 色への憧憬」(資生堂ギャラリー)
◎「植田正治写真展 写真とボク」(埼玉県立近代美術館)
◎「これは本ではない―ブック・アートの広がり」(うらわ美術館)
◎「アルブレヒト・デューラー版画・素描展」(国立西洋美術館)
△「アウトサイダーズ」(国立西洋美術館)
△「スナップショットの魅力 かがやきの瞬間」(東京都写真美術館)
△「ニュー・スナップショット かがやきの瞬間」(東京都写真美術館)
△「3Dヴィジョンズ–新たな表現を求めて」'東京都写真美術館)
△「小林礫斎 手のひらの中の美」(たばこと塩の博物館)
◇「大正イマジュリーの世界」(松濤美術館)
◇「モネとジヴェルニーの画家たち」(Bunkamuraザ・ミュージアム)

映画
△「トロン:レガシー」(「MOVIX)
△「ゴダール・ソシアリスム」(TOHOシネマズシャンテ)

コンサート
△「新日本フィル「第九」特別演奏会2010」(Bunkamuraオーチャドホール)/font>
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by daisenhougen | 2010-12-28 19:41 | 鑑賞記録(まとめ)
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