2013年の読書初め

d0001004_6163860.jpg 2013年の読書初めは岡田温司「虹の西洋美術史」(ちくまプリマー新書)でした。
 西洋美術の根源を追求したすばらしい作品です。
 あとがきから引用すると、「「虹」は、神話と宗教、文芸と科学にまたがって、文字どおりそれらのあいだの架け橋となってきた」、「そのような「虹」の特徴は、美術作品のなかでときに雄弁に、ときにさりげなく表現されてきた」。その「「虹」を切り口にして西洋美術二五〇〇年の歴史をたどる」といった壮大な構想です。
 新書版という制約から、どちらかといえばトッピクスを集めたといった印象となっていますが、内容的にはぎっしり内容が詰まってます。さーっと一読しただけではなかなか読み尽くせそうにありません。
 著作の最後に取り上げられていた「ロベール・ドローネ」という画家に興味惹かれました。私にとっては未知の画家です。少し調べてみようと思っています。
 年の初めからすばらしい著作に出会えました。

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by daisenhougen | 2013-01-04 06:18 | 読書-詩歌小説評論他
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