昨日(9月10日)「Bunkamuraザ・ミュージアム」で「フランス国立ギュスターヴ・モロー美術館所蔵ギュスターヴ・モロー展」を見た
ギュスターヴ・モロー(1826-1898年)の油彩画48点と水彩・素描も含めて初期から晩年まで展示してありました 展示は<プロローグ><神々の世界><英雄たちの世界><詩人たちの世界> <魅惑の女たち、キマイラたち><サロメ><聖書の世界><エピローグ>のテーマ別です。 モローは世紀末を代表する画家として有名ですが、国立西洋美術館の常設展示してあるのを除いてあまり接する機会がありませんでした。このようにまとまった形で見るのは初めてです。このぐらいの作品を集めてもらうと、全貌がわかる気がしますね。 最も興味を持って見たのは「サロメ」のコーナーでした。有名な「出現」も初めて見ることが出来て感激です。 作品の出来映えといった面からは、やっぱり「一角獣」ですね。彼の特質が最も良く出ていてますね。 ところで、モロー本人が自分は歴史画家と言っているそうですが、本当に作品の大半を歴史に画題を求めているんですね。新発見です。 でも作品を見て回った印象は、歴史画を見ている気がしませんでした。まったく正反対の印象ですね。どの絵も繊細な筆使い、曖昧な色使い、完成とはほど遠い出来映え感に満ちていますね。歴史画といったジャンルの拡張と考えれば良いんでしょうか。
by daisenhougen
| 2005-09-11 14:00
| 鑑賞記-展覧会
|
by daisenhougen
検索
カテゴリ
全体 鑑賞記-コンサート 鑑賞記-展覧会 鑑賞記-映画 鑑賞記-伝統芸能他 鑑賞記録(まとめ) 読書-詩歌小説評論他 読書-展覧会図録 読書記録(まとめ) 雑誌など CD・DVD・ビデオ 買い物 オモチャ等々 街歩き・お出かけ その他 以前の記事
2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 ライフログ
メモ帳
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||