「特別公開 国宝 仏頭」を見る

d0001004_9405070.jpg 昨日(10月1日)「東京国立博物館」で「特別公開 国宝 仏頭」を見た。
 たった一点だけの展示なんですね。びっくりしました。最近は東京国立博物館にはご無沙汰していましたが、こういった展示方法しているんですね。傑作見せるにはいいのかもしれません。
 さて、仏頭ですが、さすがに頭だけで白鳳彫刻の代表作と言われるだけのことはありますね。凄い存在感です。顔の表情は本当に素晴らしいですね。こういった表現を見ていると、教科書的に「日本文化の開花の時期の傑作」で、「みずみずしい生命感あふれる」、「おおらかで、はちきれるような若さ」といった記述も頷けちゃいますね。いいものを見せてもらいました。おまけに仏頭の製作過程の展示なんかもありました。
 パンフレットによると大化改心で活躍した後、謀反の疑いをかけられ自害した石川麻呂の冥福を祈ってつくられたもので、火災で焼失したものとされていたが、奇跡的に頭部だけが残ったものだそうです。ドラマがありますね。
 表現力なんてのは1300年前と変わっていないんですね。いや低下してるのかも知れませんね。結構複雑な気持ちで、今日の3つの展覧会を反芻してしまいました。
 せっかく来たので、常設展示を見るために、全館を駆け足で廻りました。相変わらず日本文化の粋が無造作に展示してあるんですね。その内、半日ぐらいかけてゆっくり見に来たいですね。

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by daisenhougen | 2005-10-02 09:41 | 鑑賞記-展覧会
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