「やなぎみわ展」を見る

d0001004_10165646.jpg 昨日(10月7日)「原美術館」で「やなぎみわ~無垢な老女と無慈悲な少女の信じられない物語展」を見た。
 小生、やなぎみわ(1967-)さんの作品は今回初めて拝見します。少女の中に老婆が潜んでいる(あるいはその逆)といったテーマのようですね。
 モノクロ写真の「無題」と題された写真が4点と「寓話」シリーズから13点が展示されていました。
 これらの作品には心惹かれました。特に無題のシリーズは想像力を刺激されました。作者の心象風景が伝わってくる気がしましたね。寓話シリーズの方も表現としてはおもしろかったですね。モノクロ写真の中に女性性の中の老と幼、無垢と無慈悲の対比を様々なヴァリエーションで表現されていました。
 その他に映像作品が「砂少女」「fortunetelling」「砂女」の3編が上演されていました。
 こちらの方はテーマ全体を補強する役目で終わっていますね。表現として独立して存在するような作品とはなっていませんね。
 小生、今まで現代美術の展覧会で上映されている映像作品で衝撃を受けた経験がありません。これらの作品も商業映画の表現を超えることが出来ているとは思えませんでした。
 でも「やなぎみわ」ワールドに引き連れて行ってくれる良い展覧会でしたね。そういった意味では映像は役に立ってましたね。
 やなぎみわさんには今度は女性性以外のテーマにもチャレンジして欲しいですね。

[PR]
by daisenhougen | 2005-10-08 10:15 | 鑑賞記-展覧会
<< 「プラート美術の至宝展」を見る 「芸術祭十月大歌舞伎 昼の部」を見る >>