「中島千波の世界展」を見た

d0001004_23183258.jpg 昨日(11月3日)「日本橋高島屋」で「還暦記念 中島千波の世界展」を見た。
 中島さんはNHKの日本画講座を見たり、長野旅行の時に「おぶせミュージアム」を訪れたりして結構親しんできた日本画家です。
 少年時代から青年時代に掛けての習作から、院展時代そして最新作まで展示してあり、中島さんの多様性を含めて全貌がわかる展示でした。
 花や風景画中心の工芸品みたいな絵を描く、技巧中心の画家といったイメージですが、それだけではありませんね。若き日のラジカルな表現意識が、最近の絵の中にも潜んでいるのかも知れません。今回の展覧会ではそのあたりの一端に触れることができたのも収穫です。
 でも中島さんも還暦を迎えて、これからが正念場でしょうね(なんといっても日本画家は年をとってからが傑作をものにする例が多いですからね)。最近の技巧中心の絵だけではダメでしょうね。経済的にはそっち方面がイイんでしょうが、現在の日本画表現を打ち破る冒険をして欲しいですね。そうしないと日本画は伝統工芸になってしまいますよ(よけいなお世話でしょうが・・・)。
 展覧会の出口で、たまたま中島さん本人が図録にサインしている処に出くわしました。さっそく小生も図録を買い求めてサインしてもらいました。本人にも会えたしサインもしてもらい大満足でした。
 後日、図録を眺めてから、もう少し感想をアップします。

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by daisenhougen | 2005-11-04 23:19 | 鑑賞記-展覧会
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