「松園と美しき女性たち展」を見る

d0001004_226783.jpg 昨日(11月23日)「山種美術館」で「生誕130年 松園と美しき女性たち展」を見た。
上村松園(1875-1949)の「夕照」、「蛍」、「桜可里」、「新蛍」、「盆踊り」、「夕べ」、「春のよそをひ」、「砧」、「春芳」、「春風」、「折鶴」、「つれづれ」、「詠哥」、「娘」、「夏美人」、「牡丹雪」、「庭の雪」、「杜鵑を聴く」の18点の作品と女性を中心に描いた山種美術館所蔵の作品をあわせて展示した展覧会。
 まとめて松園の作品を見るのは初めてです。どの作品も静謐な美しさに満たされています。昔の日本には確実に存在した女性の美しさが、いきいきと表現されていました。きわめてシンプルに女性の身のこなしを、そのものとして、何も加えずに写し取っています。淡い色使いとシンプルな線で作り上げられた確固たる表現がそこにはありますね。見ていて、華やぎといっしょに安らぎすら感じさせてくれます。日本画表現の幸せな一つの達成なのかも知れません。
 18点のどの作品もレベルが均一に保たれています。「山種美術館」収集品のレベルの高さが伺えますね。
 小生、松園についてはほとんど知識がないのですが、美人画以外も描いているんでしょうか。彼女の全貌を知りたい気になりました。

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by daisenhougen | 2005-11-24 22:05 | 鑑賞記-展覧会
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