「宮殿とモスクの至宝」を見る

d0001004_13544040.jpg 昨日(11月26日)「世田谷美術館」で「宮殿とモスクの至宝」を見た。
 副題がヴィクトリア・アンド・アルバート美術館所蔵イスラム美術展とのことです。世界有数のイスラム美術をコレクションしているらしく、この美術館が改装する機会に貸し出された展示でのようで、120点の展示。
 イスラム美術をまとめて見る機会は、あまりないのではないでしょうか。小生はイスラム美術だけを集めた展示を見るのは初めてです。この展示でイスラム美術に対する何らかのイメージをつかめるのではと、期待して出かけました。
 展示は「礼拝の場のイスラム美術」「聖なる言葉:文字の意匠」「宮廷の美術:美の権力」「王朝が美術を保護する:オスマン朝」「イスラムと中国・ヨーロッパの美術交流」と展示してあります。ただ、どれもテーマが大きすぎる気がしました。もう少し、テーマを絞った方が小生みたいなイスラム美術初心者にも理解しやすかったのではないでしょうか。
 これらの展示だけでは、イスラム美術に感嘆したり驚いたり感動したりするには至りませんでした(小生のイマジネーションの貧困さの為でしょうが・・・)。でも、イスラム美術といってもあまりに広く、歴史も長いのですから、そんな簡単にイメージをつかむなんて無理ですね。
 コーランの装飾文字に興味を引かれました。詳しい解説と歴史を追った展示が見たいですね。

 この美術館をを訪ねるのは久しぶりでした。2002年の「ミロ展」以来です。
 ついでなので、常設展も拝見させてもらいました。最近、本人から寄贈された、梅原龍三郎らが描いた高峰秀子像11点の展示や世田谷ゆかりの画家の作品、そしてこの美術館の目玉の北大路魯山人やアンリ・ルソーといったコレクションの展示でした。単にコレクションを並べるだけでなく、もう少し工夫が欲しいですね。

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by daisenhougen | 2005-11-27 13:54 | 鑑賞記-展覧会
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