浅井忠展を見る

d0001004_993612.jpg 昨日(3月25日)「日本橋高島屋」で「没後100年記念 高野コレクション 浅井忠展」を見た。
 没後100年を記念して浅井忠(1856~1907)の画業の全貌を紹介とのことです。浅井は明治9年に開校した工部美術学校の第一回入学生として、イタリアから招聘された風景画家フォンタネージに学び、日本の洋画家としては先駆的な人物なんですね。その足跡は、明治洋画の歩みそのものとも重なっているとのことです。
 小生、浅井さんについてはほとんど知りませんでした。たぶん、どっかで見かけたことはあったのでしょうが、ほとんど記憶に残っておりませんでした。
 でも、たまたま先日読んだ辻惟雄さんの「日本美術の歴史」によれば、かなり重要な位置づけの画家ということがわかります。良い機会なので、さっそく見て来ました。
 油絵と水彩画の作品が年代順に初期から晩年まで73点ほど展示してありました。代表作が含まれているのかどうかわかりませんが、彼の全体像がわかる展示となっています。
 どの作品も非常に穏やかな画風です。自分の個性を強烈に主張するタイプではありませんね。そう言った意味でも、水彩画が合っていたのかも知れませんね。
 この展覧会も開催されて2日目ですが、かなり閑散としていました。ゆっくり眺めることはできましたが、ちょっと寂しいですね。

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by daisenhougen | 2006-03-26 09:09 | 鑑賞記-展覧会
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