「燕子花図と藤花図」を見る

d0001004_14582836.jpgd0001004_14584075.jpg 昨日(4月15日)「根津美術館」で「燕子花図と藤花図」を見た。
 この展覧会が終われば改築のために3年半の休館とのことですので、スタート初日に行ってきました。特別混んでいるわけでもなく、ほどよい人の入りでした。ゆっくり落ち着いて拝見できました。
 展示自体は8点の屏風のみ展示ですが、どの作品も見応えがありました。
 尾形光琳は「夏草図」と「燕子花図」の2点です。「燕子花図」は昨年11月に修復完了した展覧会で拝見して以来です。名品の貫禄十分です。
 そして円山応挙は「藤花図」です。初めて拝見しましたが、さすがに繊細な筆遣いに感嘆しました。
 その他では「吉野龍田図」の桜と紅葉の対比の妙と華麗さが心に残りました。シアトル美術館の「烏図」が修復完了して、返却される前に特別展示されていました。華やかな背景と黒一色の烏の対比が素晴らしいです。

 その他に常設展示では、小コーナーをもうけて、良寛の書がまとめて展示してありました。良寛さんの流れるような書には惹かれますね。すばらしい名品の数々です。特に「天地」を書いた書が2点展示してあり、比較して鑑賞できたのは良かったです。良寛さんの父親と弟の書も展示してあり、興味をそそりました(血筋はあらそえないですね)。

 休館と言うことなので、初めて庭園の方も拝見させてもらいました。都心に贅沢な空間ですね。秋の紅葉時期は素晴らしいでしょうね(新緑もイイですけどね)。
 そして、3年半後にはどんな美術館に変わるんでしょうね。もう少し多くの展示ができるようになってほしいですね。

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by daisenhougen | 2006-04-16 14:55 | 鑑賞記-展覧会
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