「陳進展」を見る

d0001004_16205666.jpg 昨日(4月30日)「渋谷松濤美術館」で「陳進展」を見た。
 この松濤美術館を訪れるのも久しぶりです。2002年の「小林秀雄 美を求める心展」以来です。
 陳進さん(1907~1998)の作品ははじめて拝見します。台湾生まれで日本に留学し東京女子美術学校で日本画を学び、台湾に戻ってからも台湾における日本画技法の第一人者だった人とのことです。戦後の台湾でも日本画の技法は生き残ったんですね。
 代表作約80点を展示してありました。風景画や花、肖像画まで幅広い作品群ですね。
 でも、陳進さんの優れているのは、やっぱり女性や子供を描いた作品ですね。愛情の細やかさが日本画の技法とマッチしていますね。品の良い作品たちです。いってみれば中国女性を描いた「美人画」ですね。
 でも「合奏」は本当に素晴らしい作品ですね。チラシに使われていましたが、一目で魅入られてしまうような作品です。更に、現物を見ると思いの外大きい作品ですし、しばらく見入ってしまいました。個人蔵とのことですので、後はいつ見ることができるかわかりませんね。
 静かな美術館でひっそりと開催されていましたが、心に残る作品たちでした。

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by daisenhougen | 2006-05-01 16:22 | 鑑賞記-展覧会
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