「ニキ・ド・サンファル展」を見る

d0001004_7533960.jpg 昨日(5月15日)「大丸東京駅店」で「ニキ・ド・サンファル展」を見た。
 ニキ・ド・サンファル(1930-2002)の作品は時折眼に触れる機会がありましたが、まとめて拝見するのは初めてです。
 今回は、没後、国内初の回顧展でとのことで絵画、彫刻、版画など約90点が展示してありました。
 初期の作品から始まり、パフォーマンス絵画とも言うべき「射撃絵画」(時代を反映してますね)、そして自己表現を確立した「ナナ」シリーズとニキの全貌がわかります。
 一巡して、すっかりニキ・ド・サンファルのファンになってしまいました。ちょっと気になる存在でしたが、こういった形で見せてもらえると、その素晴らしさがわかります。単なるフェミニストじゃなく、きちんとした表現者ですね。女性のおおらかさ、力強さ、奥深さ、淫乱さ、無邪気さ等々が渾然一体となって表現されている「ナナ」に惚れてしまいましたね。強烈な色遣いと大地と結びついた女性の豊潤さ体現した女性像の存在感は圧倒的ですね。
 ということで、小生にはかなりたのしめる展覧会でした。同世代の草間彌生(1929-)とテーストが近い部分もありますね。ただ、ニキはとびっきりの美人であることが大きな違いですがね・・・。

[PR]
by daisenhougen | 2006-05-16 07:52 | 鑑賞記-展覧会
<< 佐藤晃子「常識として知っておき... CD「ハナダイロ/元ちとせ」を買う >>