「梅原龍三郎展」を見る

d0001004_1250324.jpg 昨日(5月24日)「日本橋三越」で「色彩の画家 梅原龍三郎展」を見た。
 梅原龍三郎(1888―1986)の没後20年とのことで、その回顧展です。「花」「風景」「裸婦」「肖像」といったテーマ毎で約70点の作品が展示してありました。
 梅原龍三郎といえば、かなり有名な洋画家ですし、いろんな美術館で拝見してきましたが、いつもあまりピンと来ませんでした。でも、いつも1点から数点止まりの展示でしたので、今回、初めてまとめて見ることができるので、楽しみにしていました。
 結果は、まとめて見ても、印象が変わるわけでもなく、結局はあんまりピンと来ませんでした。小生には縁のない画家なんですね・・・。
 最後のコーナーでルノワール、ルオー、ピカソなどの海外有名画家との交流や白樺派など国内有名人との交流を高らかに自慢していました。結局、こういった交友関係の誇示でしか存在感を示せないのでしょうかね(もちろん本人には無関係なことですが・・・)。
 梅原龍三郎は、ほぼ、藤田嗣治と同年代のようですね。藤田は根無し草で、ほとんど仲間なしの一生でしたが、梅原は多くの仲間による仲間褒めに囲まれた一生のようですね。人の一生としては梅原の一生は羨ましいですね。
 でも、作品の評価は別物です。二人を比較すると、作品としては驚くほどの差があるように思います。梅原の作品は日本洋画史の歴史的価値はあるのかもしれませんが、今、見るても堪ええる作品には出会えませんでした。藤田の作品とは大違いですね。

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by daisenhougen | 2006-05-25 12:57 | 鑑賞記-展覧会
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