「花鳥―愛でる心,彩る技<若冲を中心に>第4期」を見る

d0001004_965447.jpgd0001004_97888.jpgd0001004_972134.jpg 昨日(7月8日)「三の丸尚蔵館」で「花鳥―愛でる心,彩る技<若冲を中心に>第4期」を見た。 ついに第4期です。飽きっぽくて一貫性のない小生にしては、珍しく皆勤賞継続中です。 今回は「動植綵絵」30幅からは「老松白鳳図」「向日葵雄鶏図」「大鶏雌雄図」「群鶏図」「池辺群虫図」「貝甲図」の6点の展示です。これで30点の内24点まで拝見できたことになります。
 今回の展示の見所は同じ伊藤若冲の「旭日鳳凰図」と「老松白鳳図」の対比でしょうね。前者は1755年作ですが後者は1765~1766年の作と言われています。約10年の差があるんですね。どちらも構図的には同じですが、その違いを対比しながら見るのは愉しい時間でした。見ている人は結構いますが、対比しながら見ていても迷惑になるほど混んでないのは有り難いですね。
 もちろん「群鶏図」の鮮やかさも含めてほかの作品も十分堪能しました。
 更に今回は酒井抱一「花鳥十二ヶ月図」が展示してありました。掛け軸12点の大作です。「梅椿に鶯図」「菜花に雲雀図」「桜に雉子図」「牡丹に蝶図」「燕子花に鶴図」「立葵紫陽花に蜻蛉:図」「玉蜀黍朝顔に青蛙図」「秋草に螽斯図」「菊に小禽図」「柿に小禽図」「芦に白鷺図」「桧に啄木鳥図」です。こちらも初めて拝見しました。抱一の作品がまとめて12点も見ることができるなんてラッキーですね。気品のある作品にうっとりしてしまいました。
 片面に抱一「花鳥十二ヶ月図」、もう片面に若冲の「動植綵絵」といった、すばらしい色彩の競演となりましたね。淡い色彩と華やかな色彩の饗宴といったらいいんでしょうかね。こんな贅沢な空間はめったね無いですよ。展示としては今回が一番充実していると思いました。
 今回の木戸銭代わりは酒井抱一「花鳥十二ヶ月図」の「絵葉書セット」を買いました。第3期の時に買った「動植綵絵」のと同じ仕様です。値段も安いし気に入りました。

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by daisenhougen | 2006-07-09 07:06 | 鑑賞記-展覧会
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