「NHK日曜美術館30年展」を見る

d0001004_10454418.jpg 昨日(9月16日)「東京藝術大学大学美術館」で「NHK日曜美術館30年展」を見た。2006年で放送開始30年ということで、その記念展だそうです。48作家79点の展示です。
 NHKの「日曜美術館」は結構お世話になっています。日曜日の楽しみの一つですね。最近は、どうしても時間が合わないときは録画してまで見ています。特にアートシーンの紹介で出かけた展覧会はたくさんあります。やっぱり映像の力は大きいですね。
 さて、今回の展示会は「夢の美術案内」、「作家が作家を語る」、「アトリエ訪問」、「知られざる作家へのまなざし」と分かれています。そしてそれぞれに関する番組の記録映像が放映されています(最近、NHKでも放映されていますね)。
 まず最初の「夢の美術案内」は著名な文化人が語る珠玉の美術案内ということで、高橋由一、黒田清輝、鏑木清方、前田青邨、八木一夫、ゴヤ、ルノワール、ルオー、ピカソなどが展示されています。この中では高橋由一「鮭」、や鏑木清方「曲亭馬琴」「嫁ぐ人」「虫の音」などの展示が良かったですね。
 次の「作家が作家を語る」では交友関係や師弟関係のある作家が語る美術案内ということで、菱田春草、棟方志功、上村松園、藤島武二、横山操、熊谷守一、、高村光太郎、平櫛田中、ヘンリー・ムーア、モネなどの展示です。ここでは富岡鉄斎「蓬莱仙境図」、佐伯祐三「ガス灯と広告」、棟方志功「二菩薩釈迦十大弟子」など定番作品も良かったです。
 「アトリエ訪問」は作家自身が語る等身大の美術案内ということで、三岸節子、中川一政、杉山寧、芹沢銈介、富本憲吉、濱田庄司、秋野不矩、岡本太郎などです。
 最後の「知られざる作家へのまなざし」は日曜美術館で再評価された作家たちの紹介とのことで、丸木スマ、小泉清、藤牧義夫、髙島野十郎、田中一村などです。田村一村や先日展覧会で見たばかりの髙島野十郎はこの番組で復権したんですね。
 番組の記念展ということで、展示としては、あんまり脈絡がないですね。一点一点の作品を楽しむ展覧会ですかね。

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by daisenhougen | 2006-09-17 06:51 | 鑑賞記-展覧会
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