「ウィーン美術アカデミー名品展」を見る

d0001004_1517452.jpg 昨日(9月23日)「損保ジャパン美術館」で「ウィーン美術アカデミー名品展」を見た。 「18世紀以来、オーストリアの美術教育の中心として君臨してきたウィーン美術アカデミーは、オールドマスターの巨匠から近現代に至るまでの名品を数多く所蔵しています。その絵画館はウィーン最古の公共美術館であり、ヨーロッパ絵画のコレクションとしてはオーストリアでは美術史美術館に次ぐ規模を誇っています。
 本展は、同アカデミーの名品を総合的に紹介するもので、ルネサンス期から19世紀末までのヨーロッパ絵画の流れを展観します」とのことです。
 まず今回の目玉はルーカス・クラナハ(父)ですね。「不釣合いなカップル」「ルクレティア」「聖ドロテア」など4点が展示してありました。
 それ以外ではアントニス・ファン・ダイク「15歳頃の自画像」、ペーテル・パウル・ルーベンス「三美神」、バルトロメ・エステバン・ムリーリョ「サイコロ遊びをする少年たち」、レンブラント・ハルメンス・ファン・レイン「若い女性の肖像」なんてとこが目玉の展示なんでしょうね。
 全部で84点の展示とのことですが、以上に挙げた以外の大半は小生のしらない画家たちの作品です。先週拝見した「ベルギー王立美術館展」同様、かなり渋い作品選定ですね。 でも、ゆっくり、これらの作品を眺めているとヨーロッパ絵画の奥深さをつくづくと感じます。ヨーロッパ絵画が16世紀以降蓄積してきた絵画表現の奥深さは半端なもんじゃないですね。そして、それを理解するためにはモットモット勉強しなくてはなりませんね。
 この美術館は昨年の「プラート美術の至宝」もそうでしたが、年1回ぐらいはこういった渋い展覧会を開催していますね。あんまり集客数は望めないかもしれませんが(今回もあんまり人がいませんでした)、頑張って開催し続けてほしいですね。

 最後に、常設展示のセザンヌ「りんごとナプキン」、ゴッホ「ひまわり」、ゴーギャン「アリスカンの並木路、アルル」と東郷青児とグランマ・モーゼスは前回来た時と同じでした。

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by daisenhougen | 2006-09-24 06:16 | 鑑賞記-展覧会
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