「パウル・クレー 創造の物語」を見る

d0001004_15342420.jpg 昨日(12月03日)「宮城県美術館」で「パウル・クレー 創造の物語」を見た。
 この展覧会は千葉県と北海道で開催されていましたが、時間が合わずに見逃してしまいました。でも、宮城県で見ることができました。縁があったんですね。宮城県美術館の開館25周年記念の展覧会とのことです。
 パウル・クレーはわりあい好きな画家で、今年も「大丸ミュージアム」で「パウル・クレー展-線と色彩-」展を見ました。年に2回もクレーの作品に触れることができてラッキーな年ですね。
 さて、今回の展覧会は「ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン美術館(Kunstsammlung Nordrhein-Westfalen, Dusseldorf)、シュプレンゲル美術館(Sprengel Museum, Hannover)、フォン・デア・ハイト美術館(Von der Heydt-Museum, Wuppertal)の全面的な協力を得て実現」し、「それら約100点のドイツからの来日作品を、日本国内の美術館として最もまとまったクレー・コレクションを誇る宮城県美術館の所蔵作品、また、国内の美術館、画廊、御所蔵家のコレクションによる優品とともにご紹介します。本邦初公開作品を多数含む約160点によってクレー芸術の本質に迫る回顧展」とのことです。 
  「Ⅰ 光の絵」、「Ⅱ 自然と抽象」、「Ⅲ エネルギーの造形」、「Ⅳ イメージの遊び場」、「Ⅴ 物語る風景」といった区分で展示してあります。
 大半はそんなに大きくない作品で、スケッチや簡単な水彩画などか続いています。でも、作品の大きさなんて関係ないですね。じっと眺めているとクレー独自の世界に引き込まれてしまいます。現代美術の持つ冷たさとは対極の作品達ですね。
 時折、大作の油彩画が混じっています。もちろん、こちらはこちらでクレー自身が力を込めた作品でしょうし、見応えがありますよ。色彩を感じるにはこっちですね。
 さすがに160点もの作品が一堂に並ぶと、見応えがありますね。無理しても見に来た甲斐がありました。
 この宮城県美術館を始めとして、日本にもかなりの数のクレー作品が収集されているそうです。誰もが持っている童心をくすぐるような線と淡い色彩感が日本人に好かれる理由なんでしょうか。
 図録買いましたので、読んでから感想続けます。

 常設展示でも「クレーとバウハウスの画家たち」といった特集展示で宮城県美術館所蔵のクレー作品が展示してありました。まさに日本におけるクレー収集のトップを誇るだけのことはありますね。カンディンスキーの作品も充実しているようです。

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by daisenhougen | 2006-12-04 07:33 | 鑑賞記-展覧会
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