「ジェイソン テラオカ:隣人たち」展を見る

d0001004_13405485.jpgd0001004_1341946.jpg 昨日(12月13日)「原美術館」で展覧会「ジェイソン テラオカ:隣人たち」展を見た。
 平日の「原美術館」はさすがにひっそりとしていますね。ほんの数人しか訪れている人はいませんでした。おかげでゆっくり拝見できました。
 ジェイソン テラオカ(1964-)さんはハワイ生まれの日系4世とのことで、日本では初めて開催される個展とのことです。
 ということで、小生もはじめて拝見するアーチストです。展示は2Fだけの、どちらかといえば小規模な展覧会ですね。
 最初は新作の88点組の絵画連作作品「隣人」です。ひとつの部屋を使って横一列に並べて展示してあります。20×16cmの比較的小さな作品ですが、のぞき込むように眺めていくと、テラオカさんの作品世界に引き込まれていきました。不安な表情を浮かべた、わけあり顔の様々な人の多様な世界は独特の雰囲気を持っています。暗いタッチで描いてあり、暗い表情の登場人物たちですが、ユーモアな雰囲気もあり、けっこう楽しむことができました。
 隣の部屋には比較的大きな作品などが並んでおり、テラオカさんの多様な試みが展示してありますが、やっぱり「隣人」シリーズの作品世界はひとつ抜け出た表現となっている気がします。
 ともあれ、こういった静かな空間で贅沢な時間を過ごすことができました。今後、注目していくべきアーチストの一人ですね。

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by daisenhougen | 2006-12-14 06:40 | 鑑賞記-展覧会
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