「山口蓬春展」を見る

d0001004_1355375.jpg 昨日(12月16日)「神奈川県立美術館葉山」で展覧会「山口蓬春展-伝統とモダンの融合」を見た。
 山口蓬春 (1893年-1971年)の回顧展で初期から晩年までの作品約115点の展示とのことです。
 蓬春さんの作品をまとめて拝見するのは、初めてです。これだけまとまって展示してあると、蓬春さんの生存感覚にふれた感じになります。
 最初は油絵画家をめざし、日本画家となった後も洋画家とグループを結成したりといった経歴からも、日本画の枠を大きく広げたのがわかりますね。
 どの作品もモダーンで明るい色彩が心地良いです。戦争記録画「香港島最後の総攻撃図」といった作品ですら、暗さがみじんも感じられません。蓬春さんの資質なんでしょうね。
 見ていると、すがすがしい気持ちにさせられます。どの作品もこういった印象を与えてくれる画家はめったにいません。日本画の大家とは言えないとは思いますけれど、心地良いひとときを過ごさせてもらいました。はるばるバスまで使ってきた甲斐がありました。

[PR]
by daisenhougen | 2006-12-17 06:55 | 鑑賞記-展覧会
<< 「葉山に開花した山口蓬春の芸術... 「日経会社情報2007-Ⅰ新春... >>