2006年 年間回顧

 2006年の年間回顧を少し書いてみます。
 まず展覧会です。こちらは104回ほど訪れることができました。昨年は76回ですから、少し多く訪ねる事ができました。うち2度訪問した展覧会が4つあります。
 心に残った展覧会を少し記しておきます。
1.「花鳥―愛でる心,彩る技」(三の丸尚蔵館)
 今年のマイブームは何といっても若冲さんですね。そしてその最高傑作をじっくり展示してくれました。5期に分けて半年にもわたった展示だったので、長い期間若冲ワールドを楽しませてもらいました。来年は京都で一括展示があるそうなので、まだまだマイブームは続きそうです。
2.「プライスコレクション 「若冲と江戸絵画」展」(東京国立博物館)
 こちらも若冲さんを中心とした江戸絵画の展示です。個人コレクターでここまで収集するなんて、驚きを禁じえません得ませんでした。展示方法も気が利いてました。こちらは2度訪れることができました。
3.「ジャコメッティ展」(神奈川県立近代美術館葉山館)
 長年、待望していたジャコメッティさんのまとまった展示でした。やっぱりすばらしかったですね。鋭敏な精神が同時代を表現することの困難さと達成をあらためて考えさせられました。
4.「藤田嗣治展」(東京国立近代美術館)
 藤田嗣治復活を高々と宣言するにふさわしい展示ですね。こちらも2度訪れることができました。
5.「プラド美術館展」(東京都美術館)
 さすがに、美の殿堂プラド美術館。決定的名品は含まれていませんでしたが、レベルはすごいですね。こちらも2度訪れることができました。
6.「仏像 一木にこめられた祈り」(東京国立博物館)
 木造一本彫りの世界に心癒されました。円空さんはやっぱりイイですね。小生にとっては、木喰さん発見の展示でもありました。こちらも2度訪れることができました。
7.「ダリ回顧展」(上野の森美術館)
 2つの展覧会を1つにまとめたというだけあって、充実した展示でした。ダリの全貌がわかりますね。
8.「カルティエ現代美術財団コレクション展」(東京都現代美術館)
 現代美術の展示では出色の出来ですね。現代美術の多様さを堪能させてもらいました。企業の社会貢献としてもすばらしいもんです。
9.「出光美術館名品展Ⅰ」「国宝 風神雷神図屏風国宝」「伴大納言絵巻展」「出光美術館名品展Ⅱ」
 記念イヤーだけあって今年の「出光美術館」は充実していました。
10.「雪舟からポロックまで展」
 「ブリジストン美術館」も記念イヤーでしたね。

 以上のほかにも「宇治山哲平展」「陳進展」「高島野十郎展」「ヨロヨロン 束芋」「浦上玉堂展」等々すばらしい展示にめぐり合えました。心から感謝、感謝です。

 次は映画です。こちらは36作品見ることができました。昨年は34作品でしたからほぼ同じですね。この中で感動した作品を少々。
1.「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」
 クリント・イーストウッドとポール・ハギスの組み合わせのこの連作は、今年のベストワンですね。
2.「うつせみ」「弓」
 キム・ギドクさんの2作もはずせません。小生が最も注目している映画監督の作品が2本も公開されてうれしい限りです。でも、引退騒動が気がかりですね。
3.「Vフォー・ヴェンデッタ」
 ちょっときわものの気がしますが、小生は気に入っています。偏愛すべき作品ですね。
4.「クラッシュ」
 ポール・ハギスの存在を強烈に意識させてくれました。現代アメリカを描いた作品の中では出色のできばえですね。
5.「ある子供」
 こちらは昨年作に入るべきなんでしょうが、今年見たので入れておきます。現代ヨーロッパ世界の病根を深く描いていますね。
 それ以外でも「太陽」「麦の穂をゆらす風」「夜よ、こんにちは」「ホテル・ルワンダ」などが心に残りました。

 そしてコンサートですが、今年は極めて低調で11回しか聴いていません。昨年が45回ですから、ヒドイ落ち込みぶりですね・・・。年間回顧を書くほどの回数ではありませんが、少し書いておきます。
1.ボローニャ歌劇場日本公演「連隊の娘」
 今年もオペラの引越し公演がいっぱいありました。小生はほんのわずかしか拝見できませんでしたが、ヨーロッパ総合芸術の粋だけあってその存在感は圧倒的です。
2.ルイゾッティ指揮のオペラ「トゥーランドット」
 ルイゾッティのサントリーホールオペラの最終回です。この歌心あふれた指揮ぶりはすばらしい限りです。
3.「ミッシャ・マイスキーの世界」
 マイスキーのチェロの音色の魅力を堪能しました。

 伝統芸能は、全く見に行きませんでした。昨年は20回ほど訪れていましたが、今年はすっかり熱が冷めてしまいました。

 以上、2006年に心惹かれた演奏や作品をリストアップしてみました。膨大なエンターテイメントの中、小生が触れえたほんの少しの中から独断・独善的なリストアップです。
 来年はどんなものに触れることが出来るんでしょう。楽しみです。
 それでは、よいお年を。

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by daisenhougen | 2006-12-31 23:07 | 鑑賞記録(まとめ)
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