「有元利夫展」を見る

d0001004_13193556.jpg 昨日(1月4日)「そごう美術館」で展覧会「光と色・想い出を運ぶ人 有元利夫展」を見た。
 今年の展覧会巡りの口開けは有元利夫(1946-1985)さんの展覧会となりました。本当は「ダリ展」の最終日だったので、そちらを再訪しようと思ったのですが、なんと2時間半待ちの張り紙があるではないですか。さっさと断念して、こちらに鞍替えしました。
 有元さんの作品は、2002年に「東京ステーションギャラリー」での展覧会でまとめて見たことがあります。それ以来、すっかり心惹かれる画家の一人となっていました。
 今回は「油彩作品のほか、素描、版画、立体などをあわせた約130点」の展示とのことです。
 そして、静かな雰囲気の中で有元ワールドを充分堪能できました。
 有元さんの作品は、まるで早世するのがわかっていたように、早い時期から確固たる表現を確立していますね。まさしく有元利夫以外ではあり得ない表現を二十歳そこそこから獲得しています。始めから未熟さといったものが全く感じさせません。
 そして、その地点から、一気に内なる表現を出し尽くしているようです。その期間は10年で充分だったようにも思えます。
 どの作品たちも、均一なトーンですね。何といったらいいのでしょうか、全てが完結していて、充足していて、静謐な感じに満たされています。こういった感じはめったに味わうことができませんね。
 油絵の大作だけでなく、小さな版画作品なども確固たる世界を作り上げています。今回はこちらにも心惹かれました。
 久しぶりに有元さんの作品に触れることができて、新年早々心が洗われる思いがしました。
 図録買いましたので、読んでから感想続けます。

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by daisenhougen | 2007-01-05 07:19 | 鑑賞記-展覧会
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