「鈴木鵞湖展」を見る

d0001004_111673.jpg 昨日(1月27日)「千葉市美術館」で展覧会「鈴木鵞湖 幕末に活躍した郷土の画家」を見た。
 鈴木鵞湖(1816~1870)さんは初めて拝見する人です。江戸画壇の巨星谷文晁の画系に連なる画人とのことです。千葉県船橋市金堀町生まれということで、郷土の画家としての展示のようです。
 今回は62点もの作品が展示してあり、けっこう力が入った展示でした。ただ、あまりにマイナーな画家なのか、ほとんど訪れている人はいませんでした(無料なのに、残念なことですね)。
 かなり緻密に描き込まれた作品が多く、一点一点は非常にクオリティが高いと思いました。さらに多様な表現形態や技法を駆使しており、江戸絵画の伝統をキチンと体現した画家であると思いました。
 多様な作品を興味深く拝見させてもらいました。俗界を忘れて、遠き桃源郷の世界にタイムスリップしたようです。
 ただ、一見してこれは凄いと言ったような作品には出会えませんでしたね。私のような貧しい素養では、理解が追いつかないのかもしれません。
 もっと、中国絵画から江戸期の文人画まで勉強しないといけませんね。
 でも、今回は江戸末期の絵画のレベルの高さと層の厚さが解っただけでも良しとしましょう。

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by daisenhougen | 2007-01-28 07:00 | 鑑賞記-展覧会
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