「特別公開 横山大観《生々流転》」を見る

d0001004_1141067.jpg 昨日(1月27日)「東京国立近代美術館」で展覧会「特別公開 横山大観《生々流転》」を見た。
 横山大観(1868-1958)さんの大作「生々流転」の一挙公開です。全長40メートルもあるので、今回は1Fに特別コーナーを設けての展示です。このコーナーには他にも大観の「或る日の太平洋」、「観音」、「満ち来る朝潮」、「南溟の夜」が一緒に展示してありました。
 以前にも前半か後半か忘れましたが、一度だけ拝見したことがありますが、全巻をまとめては初めてです。照明を落として作品だけが浮き立つようにして展示してあり、全巻をじっくり拝見することが出来ました。
 生々流転は1923年作で、「大気中の水蒸気からできた1粒の水滴が川をなし海へ注ぎ、やがて龍となり天へ昇るという水の一生」を描いた作品とのことです。
 さすが大観の代表作だけあって、ピーンと張り詰めた緊張感に満ちた作品ですね。壮大な空間表現が墨の階調だけで描かれており、名作の名に恥じないですね。

 何時も通り常設展示も拝見しました(大観さんの展示もその一部です)。こちらも、さまざまな近代美術の数々を堪能させてもらいました。
 特集コーナーでは木村荘八「墨東東綺譚」、日和崎尊夫の木口木版版画展示してありました。日和崎尊夫さんの作品にちょっとひかれました。
 その他には「柳宗理-生活のなかのデザイン-」なども常設コーナーの一室で開催されていましたが、こちらは、あんまりピンと来ませんでした。

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by daisenhougen | 2007-01-28 07:12 | 鑑賞記-展覧会
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