「20世紀美術探検」展を見る

d0001004_1163664.jpg 昨日(1月28日)「国立新美術館」で展覧会「20世紀美術探検―アーティストたちの三つの冒険物語―」を見た。
 ついに「国立新美術館」に行ってきました。久々にできた国立の美術館だけあって、大きい建物ですね(予算のかけ方が違うって感じですね)。
 チケット入り場は空いていて、ちょっと肩すかしにあった気がしましたが、さすがに会場に入れば、けっこう混んでいました。
 さて、展示の方ですが、最初にセザンヌの「ラム酒の瓶のある静物」が一点だけ展示してあります。現代美術はセザンヌを源流として始まるといった企画者の意図を象徴する展示ですね。
 その後は第一部「20世紀美術における物とその表現」(物を描く-静物画の革命、物の提示-物の美学)、第二部「20世紀美術におけるものと人間の生活」(物の流入とアヴァンギャルドの出現-20世紀後半の美術、消費社会における物・商品・欲望-20世紀後半の美術)、といった区分で多種多様な20世紀美術の展開を示そうということのようです。
 絵画だけでなく、デザイン、工芸、建築、インスタレーションまで、なんと約600点もの作品が展示してあります。
 最後には第三部「マテリアル・ワールドに生きる」として6人のまさに現在のビビットなアーチストの新作コーナーが設けられており、一人ずつ結構広いスペースが割り当てられていました。
 セザンヌから始まった現代美術はこんなに遠いところまで来てしまったといったことを象徴しているようですね。
 一応アーチスト名だけ写しておきます。アンドレッド・ジッテル、シムリン・ギル、コーネルア・パーカー、高柳恵里、田中功起、マイケル・クレイグ=マーティン。
 とにかく広いです。そしてそこに展示してある作品は、さすがに国の威信をかけて内外から集めただけあって、名品や歴史的な意義のある作品のオンパレードです。まさに20世紀美術史を体感できる展示ですね。

 おそらくキチンと見たら一日いても愉しめそうな展示ですね。今回は駆け足でザーッと見ただけですが、それでも2時間を優に超えました。
 図録買いましたので、読んでから感想続けます。

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by daisenhougen | 2007-01-29 07:06 | 鑑賞記-展覧会
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