「黒川紀章展」を見る

d0001004_122136100.jpg 昨日(1月28日)「国立新美術館」で展覧会「黒川紀章展―機械の時代から生命の時代へ」を見た。
 「国立新美術館」の3つめの展示はこの美術館を設計した黒川紀章さんの展示です。こちらも無料です。
 黒川紀章(1934-)さんは丹下健三門下の世界的に有名な建築家ですね。
 今回の展示は、黒川さんの今まで設計した建物もミニチアと写真がいっぱい展示してあり、その足跡を辿るといったようなもののようです。
 黒川さんの建築などに興味を持ったことがないので、もちろん初めてみました。
 でも、どの建物を見ても、バブリーでグロテスクな建物ばかりが並んでました。写真やミニチュアでこうなんだから、実際は景観を台無しにする建物ばかりですね。何でこんな建物が評価されるんでしょうね。さっぱり解りませんでした。
 そして、今、主張しているのが「共生の思想」だそうです。まったくご都合主義的な主張ですね。今まで設計してきた建物とは全く対立する概念ですね。共生のかけらもない建物ばかり作っていて、よく言いますね。流行に敏感に反応して言ってるだけなんでしょうが、この厚顔ぶりにはおそれいります。
 
 おまけとして、本の挿絵やなんかの現代日本の美術家の作品が展示してありました。山本容子、荒木経惟、束芋、森村泰昌、蜷川有紀、千住博などなど。こっちは愉しめました。

 ということで、「国立新美術館」のオープニングの展示を全て見ました。開館と同時に訪れたときにはそんなに混んではいませんでしたが、だんだん混んできて、レストランなどは長蛇の列となってましたね。
 レベルの差は天と地ほどあるにしても、こういった色んな展示が一箇所で愉しむことができるスポットが増えたことには、素直に喜びましょうね。

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by daisenhougen | 2007-01-29 07:21 | 鑑賞記-展覧会
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