「グレゴリー・コルベール展」を見る

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 昨日(1月28日)「森アーツセンターギャラリー」で展覧会「グレゴリー・コルベール  animal totems: a prelude to ashes and snow」を見た。
 「国立新美術館」から歩いて移動してきました。これに「サントリー美術館」ができれば、六本木はまさしく一大美術エリアになりますね。
 さてコルベール展ですが、単に「笑い展」とセット券だと非常に安いので覗いてみようぐらいの軽い気持ちで、内容は全く知らずに迷い込みました。
 最初に、動物と人間の交歓を捉えた大きく拡大された写真が、極めて慎重にセットされた照明から浮き上がってきています。
 その後、映像作品が放映されていて、写真がこの映像から取られたものだということが解ります。
 こういった写真と映像の展示がもうワンセクション展示してありました。
 なんて静謐な世界なんでしょう。すっかり魅せられてしまいました。「国立新美術館」で半日以上歩き回った疲れを癒してもらえる気がしましたね。
 ただ、人間と動物の交歓を描くと言っても、決して自然をありのままに写し取ったという作品ではありません。
 人や動物、砂漠や水、そして風といったものを象徴的に描こうとしているようです。
 その為に、極めて周到に演出され、劇的に存在を際立たせるように作り上げられた作品です。どちらかと言えば人工的に作り上げられた世界ですね。
 「これは凄いと」いう気持ちと「こんなのありなのと」いう気持ちが半々の状態です。
 合計で15点ほどの写真と2本の映像作品の展示ですから、チョット物足りないと思いましたが、実は3月にはお台場に「ノマディック美術館」なる建物を作って公開される「ashes and snow展」のプレショーなんですね。
 こちらは1時間もの長編映像と大量の大型写真が展示されるようです。すっかり行って見る気にさせられました。術中にはまったのでしょうか。

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by daisenhougen | 2007-01-29 07:32 | 鑑賞記-展覧会
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