「笑い展:現代アートにみる「おかしみ」の事情」を見る

d0001004_20253560.jpg 昨日(1月28日)「森美術館」で展覧会「笑い展:現代アートにみる「おかしみ」の事情」を見た。「世界各国50人の作品を通して「おかしみ」を真面目に探る」ということのようです。
 「日本美術が笑う:縄文から20世紀初頭まで」と一体の展示です。入場料はこっちの展示と一緒になっています。どちらかだけを見ることはできません。
 でも、全く対極の展示です。いくら同じ笑いをテーマとしているといっても、伝統的な絵画の世界から、現代美術のもっとも過激な表現ですからね、この落差には頭がクラクラ来てしまいますね。前を歩いていた、オバタリアン軍団が目を白黒させていました。
 まさに玉石混交の作品達ですね。展示数もかなりあり、けっこうヘビーな展示でした。
 いろいろ面白い作品がありましたが、特に印象に残ったのは、鳥光桃代(1967年-)さんの「Horizons」という作品です。多くの人形で構成された作品で、背広をきたサラリーマンの人形が武器を持って匍匐前進を繰り返し、対峙するといった作品です。ビジネスマンの世界を強烈に皮肉っていますね。
 最後に展示アーチストを写しておきます。
 1. 前衛の笑い
赤瀬川原平、靉嘔、ジョージ・ブレクト、ロベール・フィリュウ、ハイレッド・センター、ジョージ・マチューナス、中西夏之、オノ・ヨーコ、ジョック・レイノルズ、ウィリアム・デ・リデー、塩見允枝子、ベン・ヴォーティエ、ロバート・ワッツ、エメット・ウィリアムス
 2. 小さな笑い
 マルコス・シャーヴェス、磯崎道佳、チョン・ジュンホ、マット・ジョンソン、パトリック・キロラン、木村太陽、倉重 迅、ピーター・ランド、マッズ・リネラップ、トリーネ・リーセ・ネドレオース、ポーンタウィーサック・リムサクン、ウィル・ローガン、ピーター・ローゼル、ロイ・ヴァーラ、渡辺英司、エルヴィン・ヴルム
 3. 笑いの裏返し
 会田 誠、ジェニファー・アローラ&グィレルモ・カルサディーリャ、カルロス・アモラレス、タミ・ベン=トール、ブルー・ノーズ、チェン・シャオション(陳劭雄)+小沢 剛、ギムホンソック、チョン・ジュンホ、ティム・リー、ロビン・ロード、鳥光桃代、ワン・ゴンシン(王功新)、ワン・ネンタオ(王能濤)、シスレイ・ジャファ、ジョウ・ティエハイ(周鉄海)
4. 逸脱する笑い
 ジョン・ボック、オラフ・ブルーニング、サイモン・エヴァンス、ギムホンソック、ロドニー・グラハム、カールステン・フラー、今村 哲、磯崎道佳、金氏徹平、ピーター・ランド、クリスチャン・マークレイ、岡山直之、田中功起、エルヴィン・ヴルム、山本高之

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by daisenhougen | 2007-01-29 07:44 | 鑑賞記-展覧会
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