「MOTアニュアル 等身大の約束」を見る

d0001004_6493333.jpg 昨日(2月18日)「東京都現代美術館」で展覧会「MOTアニュアル 等身大の約束」を見た。 
 「MOTアニュアル展」は中堅アーチストによる現代アートのグループ展ですね。昨年は日本画で「No Borderー「日本画」から/「日本画」へ 」展でした。日本画の新しい動きを知ることができ、大変参考になりました。今年はいかなる展示なんでしょう。
 まず、千葉菜穂子(1972-)さんの作品から始まりました。写真を和紙に青く焼き付けた作品です。家族代々とか、あるいは土俗的なものへの親近感を表しているんでしょうか。
 次は、秋山さやか(1971-)さんです。地図をモチーフにした作品です。刺繍糸などで移動の軌跡をたどったりしています。ちょっと手仕事的なテーストがありますね。
 中山ダイスケ(1968-)さん。この人の作品だけは、「東京国立近代美術館」の「連続と侵犯展」で一度拝見したことがあります(他の4人は初めてです)。今回は、携帯番号を顔に描いた作品や人のうずくまった造形にアンテナを付けた立体作品などが展示してありました。情報化社会を描いているようですが、一番解りやすいかもしれませんね。
 加藤泉(1969-)さん。奇妙な宇宙人みたいなのを描いています。ヘタウマ的でちょとかわいらしいく、でも孤独感が漂っているといった作品でしょうか。一皮むければ、マーケット的には一番売れそうな作品かも。
 最後が、しばたゆり(1960-)さん。最年長だけあって、多様な試みをしているようです。優しさの裏に潜むものといった感じでしょうか。
 
 開館直後だったからなんでしょうか。ほとんど見ている人がいませんでした。展示会場を一周する間に、2名しか見ている人がいません・・・(職員の方が多いなんて)。
 こんなに充実している展示なのに残念なことです。現代日本の旬なアーチストの作品に触れることができる貴重な機会なのに。もったいない限りです。

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by daisenhougen | 2007-02-25 06:50 | 鑑賞記-展覧会
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