「所蔵名品展 国宝 紅白梅図屏風」を見る

d0001004_191451.jpg 昨日(2月25日)「MOA美術館」で展覧会「所蔵名品展 国宝 紅白梅図屏風」を見た。
 とうとう「紅白梅図屏風」を見に行ってきました。電車とバスを乗り継いで、開館すぐの時間には美術館に到着しました。
 私にとって、この美術館は2度目となります。でも、1度目は10年以上も前ですし、その頃はそんなに日本美術に強い興味をもっていませんでした。もちろん年一回ぽっきりの展示ですから紅白梅図屏風は展示してありませんでしたしね。
 凄いエスカレーターを使って、美術館にたどり着きました。そして黄金の茶室です。ここまでだけでも、まざまざと新興宗教の財力を思い知らされましたね。
 さて、本命の展示です。第一室では、岩佐又兵衛の作品からスタートです。
「山中常盤物語絵巻 巻四」、「浄瑠璃物語絵巻 巻四」、「堀江物語絵巻 巻四」がそろい踏みで展示してありました。
 はじめて又兵衛の巻物を拝見しましたが、この鮮やかな色彩は驚きです。こればっかりは現物みないとわかりません。辻惟雄さんが心奪われたのも納得できます。でも、それぞれ一場面だけの顔見せ展示でした。今度は是非とも全巻通しで展示してほしいですね。
 又兵衛作ではその他にも「伊勢物語図」、「柿本人麿図」、「紀貫之図」、「自画像」と展示してありました。
その後に有名な「湯女図」や屏風絵などが続きました。何度も行ったり来たりしながらこれらの日本画作品を眺め返しました(そんなに混んでいるわけでもなく、ほどほどに人も入っていて、ちょうどいい感じでした)。
 次の第二室では、この美術館のお宝である野々村仁清「色絵藤花文茶壺 」、手鑑「翰墨城」の国宝2点も鎮座してました。また、有名な「佐竹本三十六歌仙切 平兼盛像」もありましたね。
 そしていよいよ極めつきの展示、尾形光琳「紅白梅図屏風」です。さすがにこの作品だけは特別一室設けての展示でした。
 さすがにオーラを放ってますね。じっくり拝見させてもらいました。老梅の古木に咲いた紅梅、白梅が川をはさんで競演している様は、まさに今の時期の展示にふさわしいですね。
 第四室は仏像などのコーナーでしたが、サッと通り過ぎて、下の階に降りると西洋絵画も展示してありました。クロード・モネ「睡蓮」、「ジヴェルニーのポプラ並木」とレンブラント「帽子を被った自画像」の3点です(あるいは3点だけといった方が良いかもしれません)。
 その後も、書や漆工芸、仏教彫刻・工芸、陶磁器など日本、中国の多様なお宝が並んでいました。こちらもちょっと足早に通り過ぎました。
 そして最後のコーナーが、鈴木春信から歌麿、写楽、豊国までの江戸浮世絵のコーナーです。今回は人物画中心の展示でした。
 本当に素晴らしいお宝のそろった展示でした。はるばる熱海まで来た甲斐がありました。一年越しの念願が叶いました。

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by daisenhougen | 2007-02-26 07:13 | 鑑賞記-展覧会
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