「レオナルド・ダ・ヴィンチ-天才の実像」展/受胎告知を見る

d0001004_14272989.jpg 昨日(3月23日)「東京国立博物館」で展覧会「レオナルド・ダ・ヴィンチ-天才の実像」展を見た。
 とうとう行ってきました。待望の展示ですから平日にしました。そのおかげでしょうか、チケット入り場には行列はできてはいませんでした。ラッキーですね。
 まずは本命の「受胎告知」です。
 展示してある本館に向かうと、展示入り口で荷物を開けてのチェックと感知器を通らされました。でも、ポケットにはいろいろ入っていましたが、全く感知せずにスムーズに入れました。空港なんかのチェックとは違うんでしょうかね。
 会場に入ると、一番奥に「受胎告知」が鎮座しています。薄暗い会場の中にくっきりと浮かび上がっていました。遠くから眺めても、作品から強いオーラを放っていますね。これだけでも感動ものです。
 最前列で作品を見る為には少し並ばなければなりません。今回は並んでいるのが50人程度で、案内の人が「立ち止まらないで」を連呼していたこともあり、作品の前に来るのにそんなに時間はかかりませんでした。
 さすが「受胎告知」。間近で見れば、感激もひとしおです。鮮やかな色彩がすばらしいです。細部をいろいろ眺めたかったのですが、案内の人の「立ち止まらないで」の声でやむなく作品の前から移動してしまいました。
 でも、心残りだったので、まわりこんで、後ろの列からじっくり眺めました。後ろといっても2列目ですから、そんなに支障は無かったです。こちらは立ち止まって見ていても何も言われませんでした(そんなに混んでないから、お目こぼししてくれているのかもしれませんが)。
 ということで、細かい部分までじっくり堪能させてもらいました。
 場所を移して「平成館」での展示です。いつもの半分だけ使った展示です。
 まず、「レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯」、「《受胎告知》―思索の原点」というように日本展独自の展示でレオナルド・ダ・ヴィンチ及び受胎告知の入門編といったところです。年代順にダ・ヴィンチの絵画作品の説明や受胎告知の作品解説、そしてフィレンツェのウフィツィ美術館収蔵の3作品の原寸大デジタルコピー作品の展示がされていました。
 でも、一番の目玉は伝ダ・ヴィンチ作「少年キリスト像」です。解説をよんでいると、なんとなくダ・ヴィンチ本人作の気がしてきました。
 その後は「レオナルドの書斎」、「「かたち」のとらえ方」、「万物の「運動」」、「絵画への結実」といった区分での展示が続きます。こちらはウフィツィ美術館で開催されていた企画展をそのまま持ってきたとのことです。
 ダ・ヴィンチの残した膨大な手稿を元にした展示です。手稿のレプリカとその解説、そしてそれを元に作られた模型や画像、映像で再現しようと言った試みです。これによって、ダ・ヴィンチの天才を再現しようと言ったところですね。なかなか野心的な試みです。
 でも、こちらは大混雑でした。なかなか身動きがとれない状態でした。内容が内容ですから、どうしても理解しようと、その内容を読んでいるので列が進まないんですね。こういった混雑の中ではみんな理解しようとしても無理かもしれません。
 でも、こんなに多くの人がレプリカや模型を熱心に見ているんですね。ダ・ヴィンチの人気の凄さでしょうかね。
 さてさて、一通り展示を見終わってしまうと、もう一度「受胎告知」を拝見したくなるんですが、それはできませんでした。残念。残念。
 図録買いましたので、読んでから感想続けます(かなり読み応えがありそうですね)。

 常設展も駆け足で拝見しました。国宝室は空海筆「風信帖」でした。岩佐又兵衛「老子・龍・虎図」、俵屋宗達「西行物語絵巻」、小林古径「異端(踏絵)」などが目玉展示ですね。

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by daisenhougen | 2007-03-24 07:26 | 鑑賞記-展覧会
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