「VOCA展2007」を見る

d0001004_1145486.jpg 昨日(3月23日)「上野の森美術館」で展覧会「VOCA展2007-新しい平面の作家たち-」を見た。
 The Vision Of Contemporary Artの略で「ヴォーカ」と読むそうです。「全国の美術館学芸員、ジャーナリスト、研究者などに40才以下の若手作家の推薦を依頼し、その作家が平面作品の新作を出品するという方式」での展示です。その中から5名の選考委員で賞を決定するとのことです。1994年に始まったので今回で14回目です。
 わたしは、以前1度だけ見に来た覚えがありますが、久々ですね。
 今回の受賞作はVOCA賞:山本太郎「白梅点字ブロック図屏風」、VOCA奨励賞:池田光弘「untitled」、傍島崇「ハナサナイ」「ササエル」、佳作賞:田口和奈「その悲しい知らせ」、中岡真珠美「slit」「echoes」、大原美術館賞:樋口佳絵「耳障りな音」「呼吸法」、府中市美術館賞:山口晃「木のもゆる」だそうです。
 受賞者以外は名前だけ写しておきます。
 會田千夏、阿部亮平、石井礼子、磯邉一郎、入江明日香、岩堀敏行、江本幸恵、金氏徹平、神谷徹、黒嶋亮子、小林志保子、小林達也、嵯峨篤、佐々木愛、佐々木加奈子、佐々木里加、塩保朋子、清水亮輔、菅野まり子、寺島みどり、波田浩司、ヒラタシノ、町田久美、松田豊美、宮﨑勇次郎、森本美絵、山下律子、山城知佳子、吉賀あさみ。
 これらの作家の内、わたしが以前に拝見したことがあるのは、2005年に「日本橋三越」で「山口晃展」と2006年「NO BORDER「日本画」から/「日本画」へ」展での町田久美さんの2人だけです。2人の今回の出品作品もその延長線にありますね。というより十分に表現を確立しているので、その個性を素直に表現した作品と言った方が良いのかもしれません。
 他の作家たちも、それぞれ、いろんなバラエティにとんだ個性が出ていて、楽しい展示でした。まさしく旬な才能に触れることができました。
 ただ、チョット気になるのが、総じてどの作品も、やさしく、こぎれいで、淡いといった作品が多いことですね。強烈な自己主張というのとは別の世界ですね。これが40代以下の若い世代の空気といったものなんでしょうか。

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by daisenhougen | 2007-03-24 07:45 | 鑑賞記-展覧会
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