「福島県立美術館名品展」+常設展示「吉野石膏コレクション」を見る

d0001004_10271866.jpg 一昨日(4月29日)「山形美術館」で「福島県立美術館名品展 近代絵画のアンソロジー」+常設展示「吉野石膏コレクション-珠玉のフランス近代絵画」を見た。
 まず、「福島県立美術館名品展」ですが、美術館交流ということで、福島県立美術館のコレクションの中から、71点の展示ということです。山形に来て福島の美術館のコレクションを鑑賞するのもチョッと奇妙な気分ですね。
 展示は日本画、国内洋画、海外洋画、版画の区分で展示してありました。多様な作家が展示してありました。下村観山、勝田蕉琴、今村紫紅、速水御舟、酒井三良、福田豊四郎、横山操、大山忠作、石井柏亭、萬鉄五郎、小出楢重、安井曾太郎、岸田劉生、村山槐多、関根正二、野田英夫、吉井忠、松本竣介、恩地孝四郎、谷中安規、長谷川潔、斎藤清、浜口陽三、カミーユ・ピサロ、クロード・モネ、ポール・ゴーギャン、国吉康雄、ベン・シャーン、アンドリュー・ワイエスが主なとこのようです。ちょっと地味目なコレクションですね。
 でも、「福島県立美術館」といえばアンドリュー・ワイエスですね。10年以上前になりますが、「福島県立美術館」でアンドリュー・ワイエス展を見て衝撃を受けたことがありました。今回は「ドイツ人の住むところ」、「そよ風」、「冬の水車小屋」の3点が展示してありました。やっぱりワイエスって良いですね。

 次に常設展示「吉野石膏コレクション-珠玉のフランス近代絵画」です。今回、「山形美術館」を訪れたのはこのコレクションを見るためです。
 吉野石膏が収集した印象派を中心とするフランス近代絵画が122点寄託されているようで、そのためのた「吉野コレクション室」が設置してありました(もちろん全点は展示してありません)。 ミレー、ピサロ、マネ、ドガ、シスレー、セザンヌ、モネ、ルノワール、マティス、ピカソ、ブラック、シャガール、カンディンスキーといったそうそうたる作品が並んでいました。
 作品のレベルも高く、特にルノアールやシャガールは点数、質ともに充実していました。こんな充実したヨーロッパ絵画の名品たちが、山形にひっそりと展示されているんですね。素晴らしいもんです。

 さらに「長谷川コレクション室」なるのももうけてあり、寄贈された江戸期の作品コレクションの展示がされていました。でも、今回はあんまり心惹かれる作品は展示してなかったですね。最大の目玉である与謝蕪村「奥の細道図屏風」もレプリカでしたしね。

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by daisenhougen | 2007-05-01 18:26 | 鑑賞記-展覧会
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