「吉野石膏コレクション 日本近代絵画名品展」を見る

d0001004_10321531.jpg 一昨日(4月29日)「天童市立美術館」で「吉野石膏コレクション 日本近代絵画名品展」を見た。 「天童市立美術館」はもちろん初めて訪れました。人口6万人の町の美術館ですから、あんまり期待していませんでした。でも、見てびっくりでした。うれしい大誤算でした。
 今回はこの美術館の中心コレクションである、吉野石膏が収集した日本近代絵画が142点寄託されている中から91点が展示してありました。
 そしてその内容たるや、素晴らしいの一言です。
 江戸期からは1点のみで北斎の「来燕帰雁」です。なんていっても充実しているのは近代日本画です。横山大観が4点、前田青邨が9点、上村松園が5点、東山魁夷が5点、加山又造が4点、中島千波が2点とすごいラインナップです。1点ずつですが、速水御舟、伊東深水、小林古径、小倉遊亀、片岡球子なども展示してありました。近代日本画の主力どころは大半ラインナップされていました。
 さらに洋画も展示してあり、梅原龍三郎から桐谷幸二までそろってますし、版画では棟方志功が3点展示してありました。
 これほどの近代日本美術の大家たちの作品が揃っているのは壮観そのものです。
 でも、夕方ということもあるんでしょうが、訪れている人はほとんどいませんでした(約1時間ぐらいの間に、わたしたち含めて3組ぽっきりでした)。
 こんな充実したコレクションが、ほとんど見られずに展示してあるのはもったいない限りですね。
 年に2度ぐらいにわけて、コレクションの展示がされているようですが、残りも是非見に来たいですね。できれば、東京でコレクションの全点展示の展覧会でも企画してくれないんでしょうかね。

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by daisenhougen | 2007-05-01 18:31 | 鑑賞記-展覧会
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