斉藤真一「瞽女日記」展を見る

d0001004_10375862.jpg 昨日(4月30日)「斎藤真一心の美術館」で「瞽女日記-盲目の旅芸人を描く-」展を見た。
 天童温泉の三っ目の美術館です。本当に素晴らしいもんですね。温泉街にこんなに美術施設が充実してるなんて驚きです。
 実は天童温泉は久しぶり訪れたのですが、以前はこの「斎藤真一心の美術館」の本館にあたる「出羽桜美術館」とこの「斎藤真一心の美術館」の2館だけ訪れました(ということで、天童温泉には4つあることになります)。
 その時の印象が忘れられず、再び訪れてみました(今回は時間の関係もあり、別館だけにしました)。
 こちらは名前の通り斎藤真一(1922-1994)さんの作品だけを展示してある美術館です。この美術館のオーナーが斎藤さんの作品に惹かれて、作品を収集して、美術館まで作ってしまったようです。
 酒蔵を改造したとかで、小さな美術館です。いろいろ展示替えをしているようで、今回は嬉しいことに、斎藤さんの代表作である瞽女日記シリーズだけの展示でした。
 絵画作品と一緒に斎藤さんが瞽女を取材したノートも展示してありました。哀しみを赫い色で表現しています。日本人の原風景にも思えます。どっぷりと斎藤さんの世界に浸ることができました。
 展示の解説によると、斎藤さんは1959年パリに留学し、藤田嗣治の知遇を得て、土着の世界を追求するようにアドバイスを受けて、それを実行したなどといったことも書いてありました。
 この美術館には斎藤さんのアトリエも残されてあり、未完の絶筆(サイン前の作品)も一緒に展示してありました。
 コンパクトながらも、非常に充実している展示でした。
 

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by daisenhougen | 2007-05-01 18:37 | 鑑賞記-展覧会
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