春季展「白隠和尚―禅僧の書画―」を見る

d0001004_102581.jpg 昨日(5月12日)「永青文庫美術館」で春季展「白隠和尚―禅僧の書画―」を見た。
 一度は訪れたいと思っていた「永青文庫美術館」にようやく訪ねることができました。神田川沿いの江戸川公園の桜並木を歩いて、急な坂を登り切ったところにひっそりと建っていました。古色蒼然たるたたずまいですね。展示スペースも負けず劣らず古色蒼然としていて、ズーと昔にタイムスリップした感じでした。
 今回は永青文庫の所蔵する白隠慧鶴(1685~1767)の多くの書画の一挙公開ということで約30点の展示です。
 白隠さんの作品をまとめて見る機会はなかなかないので、貴重な体験でした。ロケーションのせいもあるんでしょうが、ほとんど見ている人はいませんでした。よって、じっくり独占的に拝見できました。いずれも、一気に描いた禅僧ならではの作品でした。
 禅僧の作品ですから、どちらかといえば地味目なんですから、こいった古色蒼然といった展示スペースではなく、モダーンなあるいは近未来的なスペースで展示したほうが映えると思うんですがね。素晴らしいコレクションだけに、展示方法に一工夫ほしかったですね。
 もちろん作品は素晴らしいものばかりで、充分堪能させてもらいました。

[PR]
by daisenhougen | 2007-05-13 07:01 | 鑑賞記-展覧会
<< 「村上豊の芸術世界」を見る 「澁澤龍彦-幻想美術館」展を見る >>