「若冲展」を見る

d0001004_1101830.jpg 一昨日(5月13日)「相国寺承天閣美術館」で「若冲展」を見た。
 開基足利義満600年忌記念の展覧会ということで「釈迦三尊像と動植綵絵120年ぶりの再会」が最大の目玉の展覧会です。
 新しく増改築された「相国寺承天閣美術館」の建物を一周して、後ろの入り口から入場です。
 そしてのっけから新発見されたという「厖児戯帚図」からはじまり、20点程度の若冲作品の展示です。若冲ワールドに一気に引き込んでもらえます。
 次が「鹿苑寺大書院障壁画」全50面がどーんと展示してあります。床の間を再現した上で「葡萄小禽図」、「月夜芭蕉図」が展示してありますし、いたれりつくせりの展示です。
 水墨画によるモノクロームの若冲空間に浸らせてもらえます。ここまでが相国寺一門の所蔵する若冲作品です。すごい質と量ですね。
 渡り廊下を移動して、第1展示室に移動すると、こんどは一気に極彩色の世界に変わります。もちろん「動植綵絵」と「釈迦三尊像」全33幅のそろい踏みです。
 一挙公開できるようにこの美術館を設計したというだけあって、ベストフィットの展示でした。釈迦三尊像を中心にシンメトリーに展示してありました。
  昨年、三の丸尚蔵館で5回にわけて展示した時に全部拝見したのですが、こういった全点一挙公開は、又、別の感動が味わえますね。
 非常に混んでいるので、行ったり来たりするわけにはいかないので、じっくり忍耐強く1点1点拝見しました。目の前の作品をじっくり眺めながら、振り返って対となる作品を確認するといった見方でした。
 一周した後、全体の配置を確認しながら、極彩色の世界をもう一度確認しました。できればじっくりソファーにでも座って、極彩色の世界に浸れれば最高なんですが、これだけ人がいれば叶わぬ夢ですね。
 本当は、この極彩色の世界を堪能した後で、もう一度モノクロームの世界に戻りたかったのですが、後戻りはできません。これだけ盛況では仕方ないでしょうね。
 とにもかくにも、わたしにとっては、もっかのところ本年ベストワンの展覧会です。はるばる京都まで出かけた甲斐がありました(2度、3度と気軽に行けないのが残念です・・・)。
 
 図録買いましたので、読んでから感想続けます。

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by daisenhougen | 2007-05-15 06:59 | 鑑賞記-展覧会
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