「福田平八郎展」を見る

d0001004_21203689.jpg 一昨日(5月13日)「京都国立近代美術館」で「福田平八郎展」を見た。
 京都の美術展巡りの2件目は福田平八郎(1892-1974)さんです。初期から遺作まで代表作を含む本画約100点と下図や素描、写生帳など約50点を集めた大規模な回顧展です。
 平八郎さんの展覧会は2004年1月に「小田急百貨店新宿店」で「没後30年 福田平八郎展」を見て以来です。でもこの時は「大分県立芸術会館」所蔵の作品で構成されていたので、ちょっと偏りがあった気がしました。
 でも、今回は平八郎さんの代表作が網羅してある決定版でした。
 まずはなんと言っても長らく拝見したいと思っていた「漣」に出会えました。写生から突き抜けた象徴的な作品です。世評に違わず素晴らしい作品でした。下絵も展示してありこの作品関連だけでも見に来た甲斐がありました。
 もちろんその後の「新雪」、「雨」、「桜」などなど代表作がこれでもかこれでもかと展示してありました。どれもけっして派手な作品ではありませんが、日本絵画史に残る傑作揃いですね。しかもこの細やかな色合いは現物見ないとわからない微妙な作品です。
 平八郎ワールドの全貌を知ることのできる素晴らしい展示でした。
 図録買いましたので、読んでから感想続けます。

 常設展示も一緒に見てきました。「福田平八郎と師友たち」、「福田平八郎と同時代の京都・洋画」といった特集展示は気がきいてますね。
 海外の近代美術ということで、この美術館のお宝洋画も展示してありました。ミロ、マティス、ピカソなどの有名どころが展示してありました。
 でもやっぱり目玉は、藤田嗣治で4点も展示してありました。

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by daisenhougen | 2007-05-15 07:19 | 鑑賞記-展覧会
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